全国人権・同和教育研究大会に参加しました
2019年12月4日 10時00分師走4日 破傷風血清療法の日
1890年(明治23年)12月4日、北里柴三郎とエミール・ベーリングが破傷風とジフテリアの交代を発見したことが、血清療法の開発につながったことから制定されたそうです。
さて、先日、全国人権・同和教育研究大会に参加してきました。
全国から1万人以上の人が三重県津市に集まり、
人権・同和教育の研究会が行われました。
特別部会の講演では、
足の悪い方がエレベーターに乗ったときに、降りるのを最後まで待ってくれた高校生。
逆に、足が悪いのに、近い距離だから次回から歩きなさいと言ったタクシーの運転手。
相手の立場に立って考えることの大切さ。
自分の愚かさに気が付いたときに人権感覚が高まるのだと、おっしゃられました。
手渡したお茶を「初めて飲んでくれた」と涙を流して喜んでくれたハンセン病回復者の方。
のどが渇いていたから、飲んだだけ。
ハンセン病に対する誤った認識が、差別や偏見につながっています。
自分は差別していないから、関係ないと思っている方もいます。
その無関心が、差別や偏見を残していきます。
正しいことを知ること。まずはそこから始めましょう。
「木は太陽の光を浴びて生きる。人は言葉を浴びて生きる。」
だからこそ、愛情あふれる温かい言葉をたくさん浴びることが大切。
自分事として、自分と重ね合わせて考えることで
自分の行動を見直すきっかけとしてみませんか。