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2020年11月9日 10時30分「戦死する軍人の年齢は」11/15 (戦死するのは軍人だけではありません。)
この日の朝、瑞應寺でバード・ウオッチング。
鳴き声を求めて奥に入ると、日露戦争で戦死した人の古い墓石を見つけました。
石に刻まれた文=碑文を読むと、亡くなった時の年齢が23才。「若いなぁ。」と思ったのが始まり。
軍人の墓石は四角錐で、てっぺんが尖った形をしています。
墓石の形を頼りに、ほかの軍人の墓の碑文を読んで回りました。20代が多い。疑問を持ちました。
「戦死する軍人は、若い人ばかりなのか?」
瑞應寺と真光寺の二つの墓地を半日かけて調べました。軍人の墓は91基ありました。
最少年齢は15才。今の中学3年生。最高年齢は42才。多くは20代です。
日露戦争の墓は一つ。ほかは太平洋戦争での戦死した軍人の墓がほとんどです。
碑文には「いつ入隊し、どこの部隊にいて、どこで戦闘し、どこで・どんな負傷をして、いつ 戦死したか」などが、墓石に刻まれています。
「むごい」「悲しい」と思う記録があります。
戦死の場所のほとんどは中国や東南アジア、太平洋の海。
軍人の墓石以外は、これほどの詳しい碑文は刻まれていません。
残された家族の「戦死した息子が、生きていた証を残したい。」という悲しみと無念を感じます。
19才の海軍飛行兵曹のお墓を一つ見つけました。昭和19年12月25日没。戦争末期です。特攻での戦死?
新居浜にも特攻隊の戦死者がいたのか?・・・と、戦争を身近に感じた一日でした。
墓石は海軍一等飛行兵曹の墓石