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2021年2月16日 06時00分滝の宮公園「ハクチョウは?」2/7
寝込んだのでリハリビと気分転換のために、滝の宮公園(新居浜)で野鳥の観察をしました。
公園の池には水鳥がたくさんいました。家族で来ている人が、入れ替わりエサのパンをまいていました。
水鳥はカモとハクチョウと思っていました。でも、今までいたカモと色が違います。
白い胴、茶色の頭、黒いクチバシに白い模様。図鑑で調べるとホシハジロでした。冬鳥で、日本に渡来する数が増えています。
1975年に北海道で初めて確認。25年後には、東日本の水鳥の餌付け場では主力です。さらに20年後には、ここの公園の池では主力になっています。
ほかのカモと違って、浮いているエサだけでなく、沈んだエサもとれるのが強みです。他のカモは追い出されたようです。
ハクチョウという鳥はいません。オオハクチョウかコハクチョウです。という話を思い出しました。
ここのハクチョウを調べました。どちらでもありません。
「ここにいるのはハクチョウなのか?」
よくよく観察すると、おでこが出ていて、目の周りが黒い。でも図鑑にはありません。
ネットで調べるとコブハクチョウでした。ハクチョウは渡り鳥だけど、ここのコブハクチョウは一年中、ここにいます。なぜ?
コハクチョウとオオハクチョウの違いは、黄色の部分の広さ。コブハクチョウはクチバシが赤っぽい、おでこ、目の周りが黒い。
NHKニュース「鳥インフル 越冬地で検出のウイルス量 例年の数倍」より 2/9
鳥インフルエンザは去年11月以降、西日本など47か所の養鶏場などで発生。殺処分は930万羽あまりに上る見通しです。
鹿児島大学は、鹿児島県内の渡り鳥が飛来する地域の水のウイルスを調べています。
去年11~12月の週平均は56サンプル中19からウイルスが検出。これは1年前の7倍です。
今までは年明け以降ほぼ検出されなくなるのに、1月下旬まで平均11のサンプルから検出。
野鳥の間で感染が続いています。渡り鳥がシベリアに帰るために動き始めます。
ルートの途中にある養鶏場で、感染のリスクが高まると警告されています。
野鳥の中でも、感染しても無症状の野鳥が動いて広げているのでしょうね。
彼らにはマスクもワクチンもありません。予防の知識もありません。