理レポ「雨のにおい」1672

2022年10月12日 06時00分

5年 Aさん「雨のにおいの正体は?」8/15

母「あ!雨が降ってきた?」

僕「見てもないのになんで分かるん?」

母「雨のにおいがする。」

僕「雨のにおいって?」

母「濡れたコンクリートのにおいみたいな」

僕「それどんなにおい?」

母「外に行ってにおって来たら?」

僕「あんまりいいにおいじゃないみたい。」

雨が降り出したときのにおいは、カビや排気ガスなどを含むホコリが雨と混ざって、アスファルトの熱によって、におい成分になります。

母「雨のにおいだけじゃなくて、土砂災害の予兆のにおいがあるよ。」

僕「へーそうなん。じゃあ、いつもと違うことに気づくのが大事なんだね。」

★雨が降る前に、雨のにおいがします。気付いてますか?雨の予想ができます。

 

5年 Bさん「雨のにおい」7/21

私「雨の日って不思議な匂いがするね。土のにおいかな?」

母「土みたいな独特の匂いがするね。どうしてだか考えたことがない。」

私「気になるから調べよっと。」

雨自身には匂いがありません。

雨が降っている時にアスファルトから漂ってくる匂い。カビや排ガスなどを含むほこりが、雨水に溶けて、アスファルトの熱で気体になったものです。

この匂いは“ペトリコール”と呼ばれています。

私「そうだったんだ。私、雨の匂い好きだな。」

母「母さんも、落ち着く匂いって感じで好きだよ。」

★AさんとBさんの情報源は同じ?

 匂いの元は他にもあります。雷によって発生するオゾン。土の中の細菌がつくる “ゲオスミン”があります。「大地の匂い」の意味です。

★「雨の匂いは好きですか?」の調査。(ウェザーニュース 2020.6 回答者8074人)

 好き36%、嫌い17%、どちらでもない44%。匂いを感じない3% 。