理レポ「イノシシが砂浜に」1714

2022年11月28日 06時00分

「イノシシが砂浜に」11/5

6年生の理科の休み時間のことです。

「先生、海でイノシシが死んでいました。」

「いつですか?」

「土曜日(11/5)。メスでした。」

「大きさが1mくらい。牛だと思いました。」

「大きいね。どこで見つけましたか?」

「“三島の湯”の後ろの海です。」

「そこに以前、スナメリの遺体が発見されました。」

「スナメリって何ですか?」

「背ビレのないイルカです。」

生徒(当時、私は三島東中に勤務)が「魚みたいだけど変なものがある」と報告に来ました。それがスナメリ。

博物館に連絡して引き取ってもらいました。

 

「それから、どうしましたか?」

「やばいと思って、交番に行って知らせました。」

「ゴミ袋に入らない。市役所に連絡していました。」

「市役所の人が大きな丈夫な袋に入れて帰りました。」

「どうして海にいたと思いますか?」

「海を泳いでいておぼれたと思います。」

「父さんの友だちが小豆島近くの瀬戸内海を泳いでいるのを見ています。」

「島に渡って、農作物を荒らしています。」

私もフェリーから海を泳いでいるイノシシを見たことがあります。

海のまっただ中。島までは遠い。どうして泳いで渡ろうという気になるのかな?

イノシシは、すごいチャレンジャー?命知らずのチャレンジャー?

★ネットで調べると

1、京都では、追われて水に飛び込んで、おぼれるイノシシが多数いる。

2、2~3kmは軽く泳ぐ。

3、30kmは泳ぐ。

ということはイノシシの地域性? それと個性なのかな?

 

でも専門家の一人は「イノシシは追い込まれて泳ぐかもしれないが、自分から泳ぐことはない」と言い切ってます。

瀬戸内海を泳ぐイノシシがいるのに?