理レポ「電線の鳥・氷の角」1758
2023年2月9日 06時00分2年 Aさん「電線の鳥」1/24 *自主レポ
ろうかで外をながめていると、鳥が電線にとまっています。
Aさん 「先生。何で鳥は電線にとまれるん?」
千春先生「足の指でギュッとつかまっているんじゃない?」
Aさん 「ビリッとなるでしょ?」
千春先生「ビリッとなったら焼き鳥になるね。調べようか?」
Aさん 「うん!」
電線を保護するカバーが巻かれていることが多いです。カバーがある電線では鳥の足に 電気は流れません。だからビリッときません。
千春先生「そう言えば、田中先生の授業で教わりました。」
Aさん 「ビリッとならないと分かって安心したよ。」
★「同じ電線に両足をつけても電圧の差がないので感電しない。
2本の電線をまたぐと電圧の差ができて電流が流れて感電します。」という説明が多く出回っています。
これは間違い。カバーしていないと、錆びて電線は切れて使い物になりません。
★場所によってはトゲトゲの電線がありますね。あれはどうしてか分かりますか?
千春先生「氷の角」1/24 *自主レポ
家で氷を作ると、たまに角が生えたような氷ができます。氷がニョキニョキと上に向かって伸びます。
子どもに見せます。
私 「ほら!氷に角ができたよ。何でかな?」
息子「つららじゃない?」
私 「違うよ。つららとはでき方が違う。」
よし!ネットで調べよう。
すぐに答えが出てきました。アイススパイクという現象でした。
「水は冷えるにつれて体積が大きくなります。その時、水圧でできた氷のひびや、氷のすき間から水が上ににじみ出て凍ってつららに。
冷凍庫の氷で見る可能性がもっとも高 いです。ほとんどの液体は下から上に向けて凍ります。」
この角は必ず60度の角度です。寒い地域で外にできるものは“逆さつらら”と言います。数mの物もあります。
息子が「つららじゃない?」と言ったとき、私はすぐに「違うよ。」 と言いました。ごめん!今度からは一緒に調べます。
★私も小学生の頃の末娘から、何度も学びました。この“つらら”は初めて知りました。