教育会の方との交流会

2018年11月15日 15時29分

今日の5時間目に、1年生と教育会(教職員OB)の方との交流会を行いました。

教育会から、4名の方が参加してくださり、1年生に、様々なお話をしてくださいました。

『三島地域の海岸は、昔「八綱浦」というそれは美しい砂浜でした。

そこに太郎という漁師が暮らしていました。

ある嵐の夜、太郎の家の戸を叩く音がして、出てみるとびしょ濡れの娘さんが立っていました。

二人は結婚し子どもも生まれました。

そんなある日、大きな地震が起こり津波が押し寄せてきます。

それを見た娘さんが、「わたしが祈ってみます。」といい、お祈りをはじめます。

太郎や村人が見たものは、龍の姿をした娘さんがお祈りをしている姿です。

津波は押し寄せてこず海の向こうに消えていきましたが、姿をみられた娘さんは、「もうここにはいられない」といい、お乳の出る自分の目玉を置いて竜宮へ帰っていきます。

それっきり、太郎の所には帰ってくることはありませんでしたが、三島の海は、前にもまして鯛がたくさんとれる豊かな海のになった』というお話です。

今、浜の太鼓は舟の形をしており、この娘さんのことをたたえて龍の絵が描かれているそうです。

その他にも、三島小学校の昔の話や給食の話、交通安全の話をしてくださいました。

子どもたちは、一生懸命に聞き入っていました。

最後に、1年生がみんなで、「いのちのうた」をお礼に歌いました。

そして、教育会の方にハイタッチをしてもらい、途中まで一緒に帰っていただきました。

1年生にとって、地域の方と触れ合う良い機会となりました。

教育会の皆様、ありがとうございました。