手つなぎ防災ひろば

2019年12月10日 16時00分
三島小ダイアリ

 12月9日(月)午後から、「手つなぎ防災ひろば」を実施しました。日赤愛媛県支部から講師をお招きし、三島赤十字奉仕団、「南の森」(南小コミュニティ・スクールの読み聞かせグループ)、地元関係者のご協力の下、6年生が災害に備えて知識や技術を学びました。

 その前の昼休みには、予告なしの避難訓練。大地震を想定したものでした。各学級で事前学習はしていましたが、いつ訓練をするかは子どもたちに伝えていませんでした。昼休み、いつもどおりに運動場や教室で遊んでいるところに、緊急地震速報の訓練放送。その後、退避行動。・・・のはずが、子どもたちの反応が悪い。放送がうまくいかず、聞こえなかったようです。それでも、かすかに聞こえた児童たちの行動が周囲に伝わり、無事避難することができました。避難の指示から2分20秒で全校の確認完了でした。

 さて、手つなぎ防災ひろば。開会式の後、非常食(ハイゼックス)を作りました。米と水の分量を正確に入れ、大きな鍋に入れました。次に、二つに分かれて実技講座を受けました。一つは、災害時における応急手当の仕方と傷病者の搬送を、日赤の講師の先生に教えていただきました。もう一つは、新聞スリッパを作って、割れたガラスに見立てたペットボトルの破片の上を歩く体験をしました。講師は、普段から防災学習に力を入れている南小学校区の「南の森」のメンバー4名です。さすが読み聞かせグループ。始める前の寸劇に子どもたち大うけでした。実技講座のあとは、非常食の試食です。子どもたちは「思っていたよりもおいしい」と、結構な量を食べていました。

 2月に三島地区の自主防災訓練がありますが、そのときに子どもたちが地域の力になれるよう、ジュニア防災リーダーを育成したいと考えているところです。防災・減災で地域が一つになっていくことも大切ですね。

残りの写真を翌朝アップ予定です。