手と心で伝える

2025年10月6日 16時53分

10月6日(月)に4年生は、聴覚障がいのある方、手話サークル「つくし」の方と交流しました。

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まずはじめに、クイズを出してくださいました。交流に来てくださった4人のうち、耳が聞こえないのはだれでしょう、というものです。

足が不自由な方や目が見えない方と違って、耳が聞こえない方は、黙って立っていても分かりません。話しかけたのに無視をされたと思われ、そのことで、つらい思いをすることもあるそうです。そういった生活の中で困っていることや工夫していること(インターホンが鳴ったらライトが光るなど)をお話してくださいました。

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質問したことは、手話サークルの方が手話で通訳してくれました。

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手話ができると、スムーズに会話ができます。手話ができなくても、筆談や口話、空書き、ジェスチャーなどの方法があります。最近ではスマートフォンのアプリを使って、音声を文字にして伝えることもできます。一つの方法だけでなく、いくつか組み合わせると、より伝わりやすくなるということでした。

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続いて、ジェスチャーゲームに挑戦しました。伝えたいことをジェスチャーで表現します。

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難しい場合は、動きを加えたり、修正したりして、伝わりやすい工夫が必要です。

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みんなうまく伝わっって嬉しそうでした。

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指文字を教えてもらいました。「あ」から「ん」まで、それぞれの文字を指の形で表します。

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全部覚えるのは時間が掛かりそうですが、自分の名前から練習してみるといいですね。

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「さんぽ」や「世界に一つだけの花」の歌を手話付きで一緒に歌いました。

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大事なのは、伝えたい、伝えようと思う心だと思いました。

これから先、町で耳の聞こえない方が困っている場面に出合ったら、自分にできる方法で、声を掛けられるといいですね。