理科レポート
2020年7月30日 06時00分1212
1210 「カシノキのキノコ」7/10
「田中先生。カシノキにキノコが生えています。見たことありますか?」
「今まで生えているのを見たことはありません。」
「カシノキが弱っているのかなぁ。」
画像を見せてもらいました。黄色っぽいキノコ。
「カシタケです。食べられます。よい出汁が出るそうです。」
「キノコはカビの仲(なか)間(ま)だから、カシノキの養(よう)分(ぶん)をとるのでは?」
給食後、写真を撮りました。匂いはシイタケと同じ。小さいのを生で1本食べました。
おいしかったけど、血圧が上がったのか少し頭痛。しんどくなってきた・・・。
「大丈夫ですか?しびれはないですか?」
「しびれはないですが・・・・。」
「しびれ以外に何かあるのですか?」
「血圧が上がったみたいです。」
「え!見えるところにいてくださいよ!」
「キノコは血糖値を下げる働きがあると聞きます。血圧を下げるとも。」
翌日、薬をもらいに行った病院で血圧を測りました。いつもより20ほど血圧が下がっていました。
頭痛としんどさの原因は、血圧が下がったからでした。カシタケが効き過ぎたようです。
妻に話したら「生で食べて死んだ人がいたでしょ!」と大騒ぎ。知らないキノコは食べてはいけません。
★ 乾燥カシタケが出来上がりました。いい香りがします。でも、まだ料理に使うには・・・
1211 「サメの赤ちゃんの育ち方」7/12
桂浜水族館のパネルの一つが面白い。子サメの育ち方についての説明です。
サメは大きく分けて、卵で産むグループと赤ちゃんで産むグループがいます。
面白いのは赤ちゃんで生む方。さらに3つのタイプに分けられます。
①食卵(共食い)タイプ。母サメは卵を産んだあとも無精卵を産みます。
子サメはこの卵を食べて育ちます。中には兄弟を食べるサメもあります。
②子宮ミルクタイプ。母サメの子宮から出る子宮ミルクで、子サメは育ちます。
③胎盤タイプ。人間と似て、子サメは“ヘソの緒”を通して母サメから栄養をもらい育ちます。
★ 理科の夏休みの課題についてのプリントは、理科レポート2に31日に掲載します。
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