【随時掲載「教育のユニバーサルデザイン化」④】楽しい音読
2021年4月25日 05時00分小学校の国語の授業で大切なのは、「一に音読、・・・」です。全ての児童が授業に参加するためには、まず、教師が正しく読んで聞かせなければなりません。楽しく授業中に練習して、上手になってから、最後に一人読みをするのが、読みのユニバーサルデザイン化です。(4月20日の3年2組の実践を紹介します。)
①追い読み・・・教師が正しい読みを聞かせます。児童は、一文ずつ追いかけて読みます。
②交代読み(その1)・・・教師と児童が一文ずつ交代に読みます。
③交代読み(その2)・・・教材文を覚えた児童は、教科書を見ないで交代読みに参加します。
④交代読み(その3)・・・二つのグループに分かれ、交代で群読します。
⑤たけのこ読み・・・読みたい文を三つ決め、自分の番が来たら立って読みます。(上手に読めました。最後まで、うまくつながったとき、笑顔が見られました。)
⑥指名なし音読・・・一文ずつ、誰か一人が立ち上がって読み、つないでいきます。一人一回しか立てません。これにも挑戦しました。(最後がうまくいかなかったけれど、4月にここまでできれば上等です。)
[コメント]
3年2組の担任は、今年、大学を卒業したばかりのピカピカの1年生先生です。本校は、若い先生が自信を持って教壇に立てるよう研修体制を整えています。この実践は、4月3日に第1回授業UD自主研修会で紹介した読みの指導方法を忠実に行ったものです。1年生先生の奮闘と素直に頑張る児童を見て、学校ドラマを見ている気分になりました。(^^)/