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2020年8月27日 06時00分

1224 「2年生のお化けキュウリ」7/30

朝出勤すると、机の上に緑色の実。

フセンには「2年生の菜園で穫れたキュウリです。西本」とありました。

全長40cm、太さ6cm。なんて巨大なキュウリ!!まるでヘチマです。

せっかくだから、2年生にお願いして、このキュウリを持ってもらって撮影。

ついでに感想も聞かせてもらいました。

「これ見て、どう思いましたか?」

「すごいと思いました。」

「こんな大きなのは初めて見たから、すごいなぁ」

「大きいので、おいしそうと思いました。」

「でも、種が大きいよ。」

*この時、私は、この発言の意味が分かっていませんでした。

他の先生からも「食べられますか?」と聞かれました。

「熟しすぎて食べられないのでは?」

「身はしっかりしています。」

「あっ、本当だ。」

食べるつもりで持ち帰って、夫婦の会話です。

「何これ?また、でかいキュウリになったの?」(家庭菜園でキュウリを栽培しているので)

「2年生の菜園で穫れたのをもらった。」

「こんなに大きくて食べられるの?種も大きくなって食べられないよ。」

「2年生も『種が大きい』と言っていた。」

そこで、私は2年生の言っていた「でも種が大きいよ」の意味が分かりました。

大きく硬くなった種が食べるのに邪魔です。

切ってみたら、白い種は大きく、かむとと硬い。皮もごつくなって硬い。

でも、中身は何となくメロンの味です。

*キュウリとメロンは同じウリ科でした。

皮をむいて、種を除いてビール漬けにしました。

皮がないし、熟しているのでシャキシャキ感がありません。

熟したキュウリは中身を生で食べたら、メロン的な味。冷やして食べたらいいかも。

 

種が大きくて観察しやすくなっています。

種は実の中の小さな部屋の中にいます。

種と実は細くて短い管でつながっています。

まるで、母親の子宮の中で、へその緒から養分をもらっている胎児(赤ちゃん)みたいです。

管が取れた跡が、種の「へそ」ですね。