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2021年1月8日 06時00分

「アルミホイルで楽器がピカピカ」12/18  

放課後、毛利先生から質問です。

「楽器の吹き口を重曹とアルミニウムですごくきれいに!  アルミニウムが必要なのかな?と思います。」

「アルミはアルカリ性でも溶けるからな。イオン化傾向が関係しているかな?」

「その吹き口は真鍮?真鍮は銅と亜鉛だから・・・。」

表面の銀メッキの銀が関係。銀がさびると酸化銀になります。黒ずみの原因になります。

アルミニウムと重曹にお湯を注ぐと水素が発生します。

この水素が酸化銀の酸素を奪って、元の銀にもどすのでピカピカにもどります。

〇化学式

まず Al(アルミニウム)+NaHCO3(重曹)+3H2O(水)→Al(OH)3+NaOH+CO2(二酸化炭素)+H2(水素)

次に AgO(酸化銀)+H2(水素)→Ag(銀)+H2O

★ この方法に感激している毛利先生と、翌日、再現実験をしました。

  「こういうことがあったら理科も楽しいと思います。」

  「そして、化学反応式も見ようと思いますよね。」

  「あははっ。」

★ 化学式とか化学反応式は中学校から学びます。

★ 実験中の毛利先生

 

5年「お葬式している」12/22

昼休み。5年生が、廊下に貼ってある写真ニュースを見て言いました。

「先生!これお葬式しています!」

古代エジプトの人型の棺が多数映っています。

「これは棺桶です。中にミイラが入っています。」

「えっ!これ棺桶ですか!?」

「えっ?棺桶と知らずにお葬式と思ったの?」

古代エジプトのミイラを知らず、ミイラの棺の写真を見て葬式を連想するとは!鋭い。と驚きました。

ミイラとは何? 知らない人は調べましょう。