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2021年1月12日 06時00分

科学博物館「春待ちロゼット 冬を越す野草の姿」12/13

〇気になった野草たち(3つとも外来種)

ナガミヒナゲシ

雑草の中でもオレンジ色は珍しい。名前は実の形からつけられている。1961年に東京で確認され、全国に広がった。

ヒナゲシはポピーか?正確にはヒナゲシ=シャーレイポピーでした。オレンジ色が目立ちます。

オオキンケイギク

丈夫で見栄えがいい花を咲かせるので、土手の緑化などに使われました。増えすぎるので生態系被害防止外来種に指定され、栽培禁止。

人間の都合で各地に植えられて、増えすぎて悪者扱いになってしまいました。切ないですね。

ビードロモウズイカ

白い毛が生えていて全体が白く見えるので、「氷の葉」とか「カウボーイのトイレットペーパ」などの名前がある。

「カウボーイのトイレットペーパー」とはひどい。でも、の野草の名も同じレベルかな。

 

* 説明の文は企画展の説明を要約しました。

 

ロゼッタとは、放射線状に広がった葉を言います。

冬の弱い日差しをいっぱいに受けるために、葉を広げています。こうして春を待ちます。

並べて標本にするとレースの飾りみたいで美しい。

標本は光に当たると色があせます。「来年の企画展 が終わる頃には一段色が落ちます。」と担当者から聞きました。

興味がある人は早く見に行きましょう。