理レポ 5年「おじいちゃんは認知症」1368

2021年4月16日 06時00分

5年 Aさん「おじいちゃんは認知症」3/30

ぼくのおじいちゃんは認知症です。ぼくの名前も忘れています。

週に一回は、おじいちゃんの家に行って、話をしたりオセロをしたり一緒にご飯を食べたりしています。

認知症は4種類あって、ぼくのおじいちゃんはアルツハイマー型です。

記憶力・判断力が低下します。ひどくなると次のようなことも

・ 物がなくなった。盗られた。と家族を責める“物盗られ妄想”

・ 外へ出てウロウロする“徘徊”

・ お風呂に入らないなどの“介護拒否”

・ 家族の顔が分からなくなったり、自分の顔が分からなくなったり、鏡に映った自分の顔が分からず

 「怖い顔した人が、こっちを見ている。」と言います。

・ 同じ事を何度も繰り返し聞いたり話します。

 

ぼくのおじいちゃんは満腹感がありません。

ご飯を食べた後すぐに「ご飯、食べたか?まだか?」と聞きます。

夜中に起きてバナナやパンやお菓子を食べます。次の日の朝、おばあちゃんが「食べたの?」と聞いても「わしは知らん。」です。

おじいちゃんの認知症は治りません。

おじいちゃんの家に行った時は、たくさん話をして、おじいちゃんを笑わせたりドライブに行ったり散歩をしたりして、

楽しい思い出をいっぱい作りたいです。

  

★私の母も“物盗られ妄想”になりました。心配して関連する本を読んで、早期に診察。

 

 認知症ではなく、うつ病でした。早期の治療で、想定より速く治りました。

 このレポートを読んで、「治らず にずっと続いたら・・・」と考えた自分を振り返りました。

 

 おじいさんを、丸ごと受け止め共に生きていこうとする姿勢があります。

 Aさんは温かいね。家族も温かいのでしょうね。今日は寒いけど(4/9)温まりました。ありがとう。