理レポ「文化財②」「愛宕山の黒石」1457

2021年9月8日 06時00分

「川之江の山奥の文化財」

川之江の人里離れた山奥の森の中。生きている木に彫刻した仏像があります。400年前に仏師によって生木に彫られたとの記録があります。

元のカゴノキの木は寿命で枯れてしまい仏像は朽ち果てました。隣のカゴノキの生木に仏像を再現。NHKで放映されました。

生木は水分が多いので、細かく彫るのは難しい。でも見事に彫れていて驚きです。

カゴノキは、生木でも彫りやすい特別な木なのかな?


「川之江の愛宕山の黒い石」

 川之江の名所「愛宕山」の頂上には黒い石があります。

夫婦で話し合いました。 

「ここは高い場所だから、工場の高い煙突の煙のせいかな?」

「表は黒いけど、裏は黒くないよ。」

「たまたまじゃない?」

「これは裏も黒いなぁ。」

「もともと黒い石じゃないの?」

「そうかな?じゃあ、割ってみよう。」

割ってみると、中は普通の茶色の砂岩でした。

頂上より下では黒い石は見当たりません。