理レポ「ヒマワリの秘密」1460

2021年9月24日 06時00分

3年 Aさん「ヒマワリの秘密」8/5

学校で種まきして育てたヒマワリ。少し大きくなって家に持ち帰りました。

庭に植えて、肥料や水やりをしてお世話をすると、かわいらしい花を咲かせてくれました。

私「花が咲いたよ!きれいだね。」

兄「とてもきれいだね。この黄色の花びらは舌状花、中心の部分は筒状花と言って、一つ一つが花だよ。」

私「一つ一つが花なのー?名前も難しいね。」

兄「一つ一つにオシベとメシベがあるから見て。」

 

私「本当だ。でも、場所によって花の形が違うけど?」

兄「よく気付いたね。花は外側から内側へと咲いていくから、外側と内側で形が違う。受粉する前と後も形が違うよ。」

私「不思議だね。お兄ちゃん、よく知っているね。」

兄「前にヒマワリの研究したから。これからお世話すると種が採れるよ。」

私「花が咲いておしまいじゃないんだ。よかった。枯れると思うと悲しかったから。」

兄「種が採れれば、命をつなげることができるんだよ。」

数日後

私「花びらが枯れてかわいそう。」

兄「けど、しっかり実は育っているよ。」

私「だんだん実の中心部がふくらんできている。初めはぺしゃんこだったのに。ふくらんできて妊婦さんのおなかみたい。

  人間のお母さんみたいに、ヒマワリも大切に実を育てているんだね。」

母「そうだね。同じだね。これからも、どんどん成長するよ。」

実はどんどんふっくらしてきて、数日後には、植えた時の種のように黒いラインも見え始めました。

 

★実の中で種は育ちます。実がふくらむ様子から、おなかに赤ちゃんがいるお母さんを連想したところがすばらしい。感動です。

 見かけは人とヒマワリは全然違いますが、似ている部分もあるのです。同じ地球で進化して生き分かれた生き物ですから。