理レポ 5年「実験の合間に」、6年「金属を溶かす水溶液」1521

2021年12月27日 06時00分

5年「電磁石の実験の合間に」12/13

2時間続きの理科。1時間目が終わった休み時間。

「先生!これ見てください。」

上下の磁石の間に、小クギをはさんでいます。小クギは縦に2本つないでいます。

「これ面白いね。揺らしてみて。」

「おおーっ!くずれない!面白い。」

強く揺らしても倒れません。小クギも磁石になっているからです。

激しく揺らして倒しても、元に戻りました。

★こんな実験をしていました。

 

6年「金属を溶かす水溶液は」12/13

塩酸は金属を溶かします。アルミニウムと鉄で実験。

泡を出して溶けます。これは水素。水溶液を蒸発させると固体が残ります。

これに塩酸をかけても泡を出して溶けません。アルミニウムは塩化アルミニウム、鉄は塩化鉄に。

これを化学変化といいます。泡の正体は水素。確認に火をつけて爆発実験。

左:塩酸にアルミニウム    右:塩酸に鉄

 

 

 

 

 

 

 

 

左:塩化アルミニウム     右:塩化鉄

 

 

 

 

 

 

★塩酸の中にスチールウール(鉄)を入れると、水素の泡を出しながら溶ける。

 

〇金属がとけた水溶液を蒸発させると色が変わります。

〇金属は塩酸に溶ける。蒸発させて残った物は塩酸に溶けないのでびっくり。

〇水素に空気を混ぜた方が音が大きかった。火を近づけた時、火が見えた後に音が聞こえました。花火と同じ。音より光が速いんだな。

★すごいね。速さの違いを感じましたか?

〇水素の「ポンッ」が、すごくいい音に聞こえました。

〇爆発の音が想像より大きかった。福島原発の水素爆発は、これより大きな爆発が起きたと思うと怖い。森下さん

★水素の実験から、東京電力の福島原発の水素爆発を連想するとは、社会派ですね。

〇硫酸や塩酸は「酸」がついている。酸がつくものは危ないのかな。

★お酢の中の酸は「酢酸」。濃度が高いと危ないね。