理レポ「ギンナン・表面張力」1539

2022年2月1日 06時00分

3年 Aさん「ギンナン」12/25

おばあちゃん家に、袋に入った白い種があった。

私 「これ何なの?」

祖母「ギンナンよ。イチョウの実は黄色くて、形はサクランボに似ているよ。

   果肉を取り除くと、硬い殻に包まれたギンナンが出てくるよ。殻を割って食べるのよ。」

私 「食べるまで、すごく時間がかかるんだね。」

祖母「果肉がとってもくさいの。だからギンナンも臭いのよ。」

私 「だから袋に入れているの?」

祖母「袋を開けて匂いをかいでみたら分かるよ。」

私 「くっさー・・・私はいらない。」

祖母「おいしいよ。栄養もあるしね。」

私 「公園のイチョウの木に、なってたかな?こんなに臭かったら、気付きそうなのに。」

祖母「触るとかぶれるよ。イチョウにはオスとメスがあって、メスにだけ実がなるから。」

私 「雄花・雌花は知っていたけど、木にもオスとメスに分かれているんだね。」

祖母「不思議ね。このギンナンを入れて茶碗蒸しを作ってあげる。」

ギンナンは甘いような苦いような不思議な味。私にはまだ早い、大人の味でした。

★イチョウは「生きている化石」です。絶滅危惧種として保護されています。

★植物の多くは実をつけるために「受粉→受精」です。

 イチョウは花粉をつくりません。メダカや人間のように精子を作るので「受精」だけです。この発見は日本人です。

 

3年 Bさん「表面張力」

お正月におじいちゃんがお酒をつぐと、お酒がコップのふちから盛り上がっていました。

ぼく「どうしてこぼれないの?」

父「表面張力があるからだよ。」

ぼく「表面張力?」

母「調べてみたら?」

液体には常に表面張力が働いていて、表面を小さくしようとします。小さくなるため には内側から引っ張る力が働きます。

だからお酒がコップのふちから盛り上がっていてもこぼれません。昔の子どもは表面張力を利用して船を作って遊んでいたそうです。

★この力の働きで、無重力状態の宇宙船の中では、水は球形の粒になります。

 この船とは笹舟のことですか?私も子ども頃は、これで遊びました。