理レポ「もっと発熱」1560

2022年3月4日 06時00分

6年「もっと発熱させるには」2/18

「電流が流れると発熱。もっと発熱させるには?電流を?」

「強くする。」「大きくする。」

「電池を増やせば電流が強くなる。〇か✕か?」

〇が多数だったけど✕。“直列つなぎ”で増やさないと電流は強くなりません。

電源装置を使って、“みつろう”が溶ける速さで、発熱の量をはかります。班内の2ペアで交代しながら実験。

電流が大きいほど、みつろうは“速く溶けて落ちる”=“たくさん熱を出す”を確認。

でも“同じ電流の強さでも溶け落ちる時間が大きく違う”に疑問を持ったAさん

「同じ電流で溶け落ちる時間が違うのはどうしてですか?」

「よく気付いたね。理由を考えてごらん。」

「電熱線を長さかな・・・。」

授業後、再び同じ質問。考え続けたのですね

「電流を多く流すには電熱線をどうしたらいい?」

「短くして、太くすると習いました。」

長さの違いもあるけど、太さの違う電熱線を2種類混ぜて使っています。

★電流がたくさん流れると、たくさん熱が出ます。タコ足配線ではたくさん電流が流れるので注意。

 コンセントにほこりがたまっていたら、ショートすると火が出ます。

 

〇直列3個分は予想をはるかに超えて驚きました。直列つなぎの強さが分かりました。

〇電池1個分で1.5V。1個分増えるごとに1.5V増えることに気付きました。

★物の電池では、少し増え方が違います。

〇1個分でやって36秒、2個分で5秒、3個分ですると警告音がなったので切りました。ペアに聞いたら2秒でした。

 目を離した瞬間に溶けていました。別のペアでは電熱線が赤くなっていて、驚きました。

〇電池1個分と2個分とでは、とても差がありました。3個分の時に電熱線が真っ赤になりました。豆電球に似ています。

★豆電球も原理は同じ。電熱線が燃え尽きてしまうので、電球の中の気体は空気ではありません。