理レポ「マテガイ」1611
2022年5月31日 06時00分4年 坂下りささん「マテ貝」5/4
家族で潮干狩りに行きました。16:00~18:30まで、アサリとマテ貝で53個採れました。
マテ貝は、穴を見つけて塩を入れると、穴からニョキッと2cmくらい出てくるので、それをつかんで優しく抜きます。
夜ご飯を食べながら、マテ貝がどうして塩を入れると出てくるのか話しました。
母「どうしてマテ貝は塩を入れたら出てくると思う?」
父「答えを知っているから最後に言う。」
私「マテ貝は塩が大好きで、“もっとちょうだい”って出てくるんじゃないかな?
金魚にエサをあげた時に、ものすごい勢いで水面に出てくるみたいな感じ。」
母「なるほど。でも海水って、思っている以上にしょっぱいよ。」
母「お母さんは逆で、“塩分の濃度が高くて。しんどいよー”と出てくると思う。」
父「“塩がいっぱい入ってきたら、潮が満ちてきたと思って出てくる”だったと思う。」
私「えっ?“だます”ってこと?」父「そんな感じ。」
調べると、理由はいくつかあります。
①海水の塩分濃度が高くなるため
塩を入れて塩分の濃度が急に変わって驚いて飛び出します。
②満潮と間違えるから
干潮の時は砂の中にもぐっていて、満潮になると砂から出てきます。塩を入れると満潮と勘違いして穴から出てきます。
私「お父さん、正解!」
③塩によって体の水分が奪われてしまうから
貝類は体内で塩分の濃度を調節しています。塩が多すぎると調節ができないと死んでしまいます。そのため飛び出します。
母「ナメクジに塩をかけると小さくなるのと同じ?」
父「そうそう。ナメクジは死んでしまうけどな。」
マテ貝を穫るのは楽しかったけど、マテ貝の気持ちになると。かわいそうなことをしている気がします。
2時間半で、どんどん沖の方に行けたので、潮の満ち引きについても調べたいです。
★予想の会話が具体的、そして楽しい。素敵です。次のテーマが決まりましたね。