理レポ「青いカエル」1645
2022年7月14日 06時00分「青いカエルが来た」6/17
この日の朝、校長先生から理科室に内線が入りました。
「青い虹を見せに来た人がいます。」
青い虹???と思ったのですが、“青いカエル”の聞き違いでした。
説明書に「黄色の色素がない。」とあります。
光の3原色の赤色・青色・黄色のうち、黄色がないか ら青色、と考えました。妻に質問されました。
「赤と青が残っていたら、青以外にも変化するの?」
「変化すると思うよ。」
「ピンク色にもなる?」
そんなカエルは聞いたことがない。
光の3原色は赤、青、緑でした。
一方、カエルがもっている色素(色の粒)は黄色、虹色、黒色。
虹色は構造色で、そのもの自体に色はなく、光の当たり方でいろいろな色に見えます。
CDに光をあてると虹色に見えるのも構造色です。
この虹色素からの青色の光が黄色素と重ならないので青色に見える・・・のかな?
フィギアのようにちっとも動かないのが気になりました。
野生のカエルにとって人間に見られることは、とても強いストレスなのでしょう。
ところでアマガエルは、いつも水辺にいると思っていたら、樹木の上に住んでいます。
川から離れている自宅の庭で、時々見かけるので不思議でしたが、納得です。
指に吸盤がついているのは、木登りのためですね。