理レポ「セミ」1659
2022年9月8日 06時00分6年 Aさん 「セミの寿命」7/22
僕「セミって寿命短いらしいけど、どんぐらいなん?」
兄「約一週間らしいけど、環境が整えば一ヶ月は生きれるらしいで。」
僕「じゃあ、セミってなんで寿命短いん?」
兄「さぁ、わからん。調べたら?」
セミは最大7年間も土の中で過ごし、地上に出ると10日から2週間の命です。成虫のセミの仕事は卵を産むことだけ。
その間生きていられればいいわけだから、長生きしません。
僕「セミって最低10日しか生きれんのやな」
兄「最大7年もかけて土から出るのにたった10日ぐらいで死んでしまうんやな」
自分の寿命が10日から2週間と考えるとぞっとします。
★2019年には岡山県笠岡市の高校生が発表。
最長でアブラゼミ32日、ツクツクボウシ26日、クマゼミ15日の間生存しています。
★このレポートを読んで、三島小の東校庭のセミ穴を調べました。羽化のために地上に出てきた時にできる穴です。
夏休み直前には穴は0でした。今日(7/31)は114個でした。
その穴は、「重機で掘り返していない」+「草が茂ってない」場所にありました。
分校の工事前は、東側で一夏に約800個ありました。
“子孫を残すこと”だけに、もっと徹底しているのがカゲロウ。成虫は口も腸もありません。
だから3時間から4時間しか生きられません。でも幼虫時代は半年から1年間あります。
カゲロウは、その一生でも変わっています。
セミ「卵→幼虫→成虫」
チョウ「卵→幼虫→さなぎ→成虫」です。
ここまでは小学校理科の内容。しかし・・・
カゲロウ「卵→幼虫→亜成虫→成虫」
さなぎにならないけれど、羽が生えてからも脱皮します。
★さなぎに“なる”・”ならない”の違いは、どこで決まるのか?不思議です。
何でもありみたいな昆虫の生き方は面白い。と思いませんか?