理レポ「クロウサギの進化」1662
2022年9月13日 06時00分6年 Aさん「生物はどうやって進化するのか」7/24
テレビで“アマミノクロウサギが環境に対応して進化している”と言っていました。
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2020.9朝日新聞 進化の結果? 「一人っ子」が多いアマミノクロウサギ
天然記念物のアマミノクロウサギは、一回に産む子は1匹、巣離れまで40日前後、授乳は2日に1回で2分前後。
これは気候が良く、敵が少ない島で、アマミノクロウサギが独自に進化した結果。
研究者の水口さんは「数少ない子どもを大切に育てようとしている。」と話しています。
私「じゃあどうやって進化するん?」
祖母「え〜、遺伝子が変化するとか?」
私「全てのアマミノクロウサギが一気に?」
祖母「違うやろ、調べてみな。」
遺伝子(生物の設計図)は、突然変異(突然起こる遺伝子の変化)によって変化する。
親と異なる性質を持つ子のうち、より環境に適応した子が生き残っていく。
これが“自然淘汰”。生き残りに有利な遺伝子を持った子が増えると、その生物の進化が起きる。
★人がお腹の中で赤ちゃんを守り育てることができるのは、ウィルスの遺伝子のおかげです。
遙か昔の人の先祖がウィルスに感染した時、人の遺伝子にウィルスの遺伝子が残りました。
この遺伝子によって“胎盤”が発達して、お腹の“子宮”の中で、赤ちゃんを育てることができるようになりました。
★アナウサギの出産数は4~8匹、授乳は1日1回で4分程度。敵に子をとられても、子をたくさん産んで生き残る作戦。
毎日でも“8匹で4分間”では、1匹当たり30秒。子ウサギはお腹がすくよ。
それに比べてアマミノクロウサギは2日に1回でも1匹で2分間です。