全員参加の楽しく分かる算数授業

2021年1月21日 05時00分

 本校の授業づくりの目標は、「全ての児童が参加し、楽しく分かる」授業のユニバーサルデザイン化です。15日と20日、5年2組と5年1組で算数の研究授業を行いました。今年度からはじまったプログラミング学習を、焦点化・視覚化・共有化等の手立てを用いて進めました。

➊焦点化⇒「めあて」を「?」をつけて提示します。何を学ぶかが明確になります。「正多角形の性質を利用して、プログラミングで正多角形をかくために必要な条件は?」

 「まとめ」は、上の写真の①、②、③です。「めあて」と「まとめ」をつなぐと、今日の学習内容になります。復習するときにも分かりやすいです。

❷共有化⇒自分の考えをペアで共有します。全ペアの考えも、電子黒板に映し出されます。こうして全体の考えを共有します。

❸視覚化⇒タブレットと紙の両方で、問題文や解き方を示します。より分かりやすくなります。

➍動作化⇒算数の授業にも動作化の手立てを用います。命令を受けたエンピツ君が、どのように動くか実際にやってみて、「左に120°回転する」を理解します。

[コメント]

 以上の手立てを講じて、全ての児童が参加し楽しく分かる授業を行うことができました。新しい学習内容に対して、児童は大変意欲的に取り組みました。手書きでは難しい図を、プログラミングを用いて、あっという間にきれいに完成させました。さすが、現代っ子だと感じました。さらに角の数を増やして複雑な図を書きたいと意欲を示す児童がたくさん見られました。(^^)/