全国学校給食週間3

2021年1月27日 18時10分
三島小ダイアリ

今日の献立は、「食パン、苺ジャム、ぶりの新宮茶唐揚げ、かぶのゆずドレッシングサラダ、蒸し上げ雑炊、伊予柑、牛乳」でした。

 

蒸し上げ雑炊は、昔、お祭りの時や、親せきや近所の人が集まる時などに食べていた料理で、土鍋の中に、大根葉、えびじゃこ、里芋、みそ、米を重ね入れ、えびじゃこや煮干しのだしを加えて蒸しあげて作っていました。

学校給食では、3年前から、蒸し上げ雑炊(材料や、作り方を大量調理用にアレンジしたもの)献立に取り入れていました。今日も、調理員さんが、市内産の大量の里芋や、ほうれん草、えびちくわを切ったり、いりこだしをたっぷりとって、とびきりおいしく作ってくださいました。

 

さて、今日は、その蒸し上げ雑炊が、NHKの「宝メシ2021」でグランプリをとったので、市の広報さんと、四国中央テレビさんが、取材に来られました。

代表で、3年生の学級で取材をしましたが、準備の時からだったので、子どもたちはちょっぴり緊張。。でも、もりもり食べ始めました。おいしく食べている様子も撮影は続きました(でも、感染防止のため、マスクをはずしている間は無言で笑顔!(^^)!)が、今日は特別ゲストの市農業振興課の西岡さんから、地産地消のお話も一生懸命聞きました。

 

最後は、インタビューを受けて「蒸し上げ雑炊は、なつかしいおいしさだなと思いました。」「いろんな野菜の味がでていておいしかったです。」「愛媛のおいしい味がしました。」と、たくさんの素敵な感想を伝えることができました。

最後の「蒸し上げ雑炊、だ~いすき!」はとびきりの笑顔でした。

 

給食の郷土料理も地場産物も、ただ知っているというだけでは、いずれ、なくなってしまうと言われています。

みんなで食べたり、一緒に作って言葉で伝えたりすると、その良さや歴史に気付くことができます。

愛ある愛媛の味を食べて、作って、次の世代へつないでいきましょう。