5年生調理実習「パッククッキング」

2021年2月1日 18時01分
三島小ダイアリ

5年生は、総合的な学習の時間に「防災と私たち」の学習をしています。

そこで今日は、家庭科で「チャレンジ!災害時に役立つパッククッキング」の調理実習をしました。

パッククッキングとは、食品をポリ袋に入れて加熱する方法で、水や燃料が制限される災害時に役立つ調理方法です。

前時に学習した、パッククッキングのポイントを思い出しながら、まず、蒸しパンの材料をポリ袋に入れてよく混ぜます。

 

「この手触り、気持ちいい~。」「これくらいでいいのかなあ。」と悩みながらも、何とか鍋に投入するところまでできました。

次に、缶詰を中心にした食材をポリ袋に入れて、最後に水を計量して入れたら、またよく混ぜます。

「これで本当にシチューになるのかなあ?」「空気をぬくってむずかしい!」でも2回目なので、少し上手にできたようです。

  

約30分間、加熱した後、一人一人自分で作ったパック蒸しパンと、パックシチューを試食しました。

「ほかほかであったかくておいしい。」(災害時は温かいものが何よりのごちそうです。)

「ツナでシチューもなかなかいけるね。」(缶詰などを買い置きして、調理に利用しておくといいね。)

「袋のままで食べられるから、食器を洗わなくていいんだね。」(水を節約して調理する方法ですね。)

「普通においしいパンだなあ。」(いろいろな具を考えて作ると、味や栄養の工夫ができます。)

 災害時でも、食は日々欠かせない大切な営みです。

普段は、何気なく食べているけれど、いざという時には、自分たちが学習したことの中から役立てることや、今から準備しておけることを考えることができましたね。