【随時掲載「教育のユニバーサルデザイン化」③】写真を見て自画像を描く

2021年4月22日 05時00分

 簡単そうで難しい自画像の制作。鏡で自分の顔を見ながら書くと、左右対称の免許書の写真のようになりがち。そもそも鏡を持ちながら、鏡の中の動く自分を捉えるのは難しいです。どうしたらよいのでしょうか。

 3年1組では、先生が児童が自分で決めたポーズを写真にとり、それを見ながら描いていました。写真を裏返すと、左右が入れ替わり見たとおりとなります。自分の顔の特長を写真でじっくりと観察し、そっくりに描けていました。

[コメント]

 大切にしたいのは、成功体験です。うまくかけたという気持ちが、次の大きな作品づくりの意欲を高めます。もちろん鏡を使う方法もよいのですが、写真を使う方法は、図工を苦手とする児童にとってよい支援と言えると思います(^^)/

  

図工の授業開きとして、全学級、自画像制作に取り組みました。