【随時掲載「教育のユニバーサルデザイン化」⑧】どんな学校にしたいか

2021年5月7日 05時00分

 私は、三島小学校を「互いの違いを認め合い助け合い みんなで伸びる学校」にしたいと思っていますが、児童はどう思っているのでしょうか。4月30日(金)、5年2組で、「どんな三島小学校にしたいか」について話し合っていました。

・1回目ですが、話し合うスタイルができています。机の上にはChromeBookが。

・議題は、「どんな三島小学校にしたか」「実現するために5年2組では、どんなことができるか」です。

・提案理由は、「三島小学校をあたたかい学校にするためです。」(あたたかい学校はいいよね。)

・どうすればよいか、まず、各自で考えます。

・各自、自分のChromeBookに書き込みます。

・カードに書いて、提出します。

・全員のカードを共有します。大型提示装置でも、各自のChromeBookでも見えます。(ここが画期的ですね。瞬時に、共有できます。)

・どうすれば、あたたかい学校になるか、自分の意見を発表します。(このような対話は大事です。)

・たくさんの意見が出ました。番号を付け、どれが良いか投票します。

・投票の結果は、瞬時に棒グラフで表されました。(ここも画期的ですね。)

・5年2組で賛成意見が多かったのは、「みんなの良いところをまねをする」でした。

・話合いの結果、5年2組は、「あたたかい三島小学校にするために、「みんなの良いところをまねをする」ことに決まりました。

【コメント】

 友達の良いところをまねをして、あたたかい学校にしよう。ということは、良いモデルがクラスの中にいるということですね。このように、友達を尊敬し自分を高めようという意見が出ること自体がすばらしいと感じました。全ての児童が学びやすい教育のユニバーサルデザイン化には、児童同士の認め合い高め合いが重要です。児童の意見を聞いて、とてもうれしい気持ちになりました。(^^)/