人権・同和教育参観日

2018年11月4日 10時46分

今日は、人権・同和教育参観日です。

まず初めに、体育館で人権集会を行いました。

「決めつけ」に焦点を当てた人権劇を観て、全校のみんなで話し合いました。

劇の内容は、教室で割れていた花瓶を学級のみんなが、よしお君が割ったと決めつけます。

そんな中、ひろし君が「本当に見たの?」と疑問を投げかけます。

その時、風でカーテンが揺れて、鉛筆立てが倒れるというお話です。

子どもたちは、

「みんなで決めつけてしまったこと」「誰かの言うことに流されてしまい、自分できちんと考えたり確かめたりしなかったこと」「自分には関係ないと見て見ぬふりをした傍観者のこと」など、問題点について話し合いました。

その後、疑問を呈したひろし君の素晴らしい行動や、これから自分が行動していきたいことを出し合いました。

保護者の方からも、

「日常生活の中で起こりがちなことです。今日の話合いの内容を今後に生かしてほしいです。」

「自分で考えることが大切なことです。また、自分の間違いを今日の劇のように素直に認め、謝ることも大切です。」

という言葉をいただきました。

人権劇の後は、各教室で参観授業です。

どの学年も道徳の授業をしました。

1年「はしのうえのおおかみ」

2年「ぼく」

3年「はし」

4年「ドッジボール」

5年「変わっていくぼくの心」

6年「山の粥」です。

その後、学級懇談で各学年に応じて人権について話し合いました。

日曜の午前中の半日ですが、学校、家庭、地域で連携しながら、人権・同和教育について考えることができました。

本日参加してくださった保護者の皆さん、地域の皆さん、本当にありがとうございました。