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第2回自主研修会を終えて

2020年6月8日 10時18分

  6月6日(土)、休日にも関わらず19名の先生方が集まり、三密に注意して予定通り開催しました。簡単に振り返ります。

①開催挨拶・・・「教科書で繋げる系統 小学校算数(啓林館)」を配布して・・・ 算数の授業の準備は、明日のところだけするのではダメです。単元丸ごと、副教材の問題、テストもすべて見て、児童のつまずきそうなところを予測して対策を立てることが大切です。その際、配った資料を活用してこの前はどう学んでいるか系統を知ることが重要です。つまずいている児童には、系統を分かるところまでをさかのぼって行って、そこから説明していくと分かるようになることが多いです。 

 

②学級経営1・・・給食のお替りは教師が(楽しく)仕切る。やんちゃな子に自分勝手にさせてはダメ。・・・経験に基づいた正に学級経営の壺だと感じました。実際、荒れている学級は、給食の時間が大変です。

③学級経営2・・・クラス全員が逆上がりができるようになるまでのビデオ記録が、東京ビデオフェスティバル2004で何と大賞に。みんなでクラスの目標を達成するために励まし合って努力する姿が評価させました。体育の授業ですが、5年1組の学級経営の一番の思い出になりました。

④教科経営1・・・算数「1億までの数」・・・算数の苦手な児童は、問題文を正確に読むのも苦手。追い読みが必要です。大切なことがらも同様。小数点を打つときは、そこを強調して見せ、音もつけて印象深く教えるとよいでしょう。

⑤教科経営2・・・国語「論理の見える化」・・・国語UDの要です。もっと早く知っておけばよかった。・・・説明文も物語文も論理を見える化できます。それを活用して、前任校で学校ぐるみで100字要約に取り組みました。1年間で、「国語の授業が分かる」と答える児童が増え、国語の学力が向上しました。是非とも、この指導技術を自分のものにしてください。