第3回自主研修会を終えて
2020年7月29日 17時30分 7月25日(土)、四連休の真っ只中にも関わらず15名の先生方が集まり、三密に注意して4年1組の教室で開催しました。簡単に振り返ります。
①開催挨拶・・・1学期が終わろうとしていますが、みなさんの学校は落ち着いていますか?本校は、どの学級の児童もみんな学びに向かっており、大変よい状態です。これは、このような研修の成果もあると思うのですが、一番大きな要因はコロナ対策だと思います。マスクをする、離れて座る、大声を出さない、黙って食べるなど、これだけのことを守れば、落ち着いて授業が進みます。落ち着いた状態だからこそ指示が通り、学習が進んで行きます。本日もよりよい学級経営と教科指導について互いに学びましょう。
②学級経営1・・・「信藤先生が担任になって、子どもが答案を見せるんですよ。」という言葉が印象的でした。学習における自己肯定感を感じる目安は、自力解決2/3以上と研修で学びました。その子は、平均して約80点とれるようになって、勉強に自信がついてきたようです。私たちは、どの子もテストで約80点以上とれるように、授業力を向上させたいですね。3枚目の写真のように、教科書やドリルの問題に、自力でできたかどうかの印をし、分類するのはよい方法ですね。
③学級経営2・・・荒れている児童、荒れているクラスが立ち直る事例を伝えました。どの事例からも、「勉強を分かりやすく教えてくれる」がでてきました。これは教師の生命線と言えますね。「承認の欲求を満たすこと」「期待すること」「道徳的アプローチ」「教師の助け合い」なども大切ですね。
④教科経営1・・・算数「100玉、20玉そろばんの教え方」・・・さくらんぼ算を、具体的な操作で見せてできるようにしておくと、後の勉強でつまずかないと思います。本校では、1年生全員が20玉そろばんを使えるように整備したいと思います。「割合の教え方」・・・分からないところに箱をかぶせ、長方形の面積を求める式に関係を置き換えて値を求める方法は、覚えると便利ですね。(写真4枚目)なぜ、そうなるのかが分かると、割合の概念を完全に理解できていると言えますね。
⑤教科経営2・・・道徳UDの理念と実際・・・道徳の授業の進め方には諸説あります。道徳UDは、道徳の授業における困難さを解消し、全ての児童が参加し分かる授業スタイルです。「気持ちの見える化」「道徳スケール」などの手立てを用います。現教科書の好事例を五つお伝えしました。
次回は、10月3日の予定です。いよいよ学級経営の正念場です。またお会いしましょう。