1学期終業式の式辞より

2020年7月31日 16時52分

 終業式で、二つの話をしました。

  一つ目は、「大きな夢をもとう」です。今年から、全学年「キャリアパスポート」を作成し、将来の夢や各学期に頑張りたいことを書いて、目標をもって学校生活を送ることになりました。6年生の教室に「将来の夢 甲子園に出たいです」と書いてあるのを見たとき、私は「いいぞ!がんばれ!」と思いました。実は、私の教え子の二人が甲子園に出場し活躍したのです。一人は金生第一小学校、もう一人は寒川小学校で出会いました。二人とも、小学校の頃から、「夢は甲子園に出ることです」と言い、練習に励んでいました。私は、大きな夢や目標をもって頑張る人は、その夢を実現する可能性が高いと思います。まぐれで大きな夢を実現することはないと思います。「柔道で五輪金メダル」という目標も見ました。もしも、夢がかなわないにしても、それに近いことを成し遂げる可能性が大いにあります。エールを送ります。まだ、将来の目標がない人は、家族や身近な人に自分は何に向いているか聞いてください。

そして、なりたい自分について考えてください。

 二つ目は、「助け合い みんなで 伸びるクラスにしよう」です。始業式に、「分からないことがあるときは、教えてもらうことが大切だ。」と話をしました。1学期、各学級の算数の授業を参観すると、授業の後半の「算数の学習帳」を解く場面で、写真のように教え合う姿をたくさん見ました。このような教え合いは、教えてもらう方はやり方が分かってできるようになるし、教える方は教えることによって益々よく分かるようになります。「あふれさせたい言葉」の第4位が「教えて」という学級もありました。教え合いをすると、みんなで伸びていくので、2学期も続けてください。