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2020年9月7日 06時00分4年 Aさん「なぜ虫は灯りに向かって飛ぶのか」8/10
夜、おばあちゃんの家からの帰り道、不思議に思うことがありました。
ぼく「帰り道にあった街灯にガが集まっていたけど、何でだと思う?」
弟(B)「明るい所が好きだから、光に集まる!」
姉(C)「ガは目がよくないから、ぼやけて見える光の方に行っちゃう。」
弟「Cの答えはブッブーです!」
姉「何で!ひどっ!」
ぼく「仲間を集める集合場所!誰が正解か調べてみよう。」
ガは暗い所では何も見えません。月の光で方向を知りまっすぐ飛びます。
街灯の光は、真ん中から外側に広がります。虫は街灯の光を月の光とかん違いして、街灯のまわりを回りながら近寄ります。
ぼく「みんな違ってたね。」姉「私が意外に近かったよ。」
弟「みんなブッブーです。Bはピンポンです。」
★ 三人は仲良しですね。Bさんが大きくなったら、もっと深い話し合いができますよ。
4年 Dさん「なぜ明るい所に虫が集まるか」8/12
私「家の照明の中に、たくさん小さな虫が集まっているよ。」
母「本当だね。いつも明るい所に集まるよね。」
私「どうしてだろう?何で明るい所に集まるのかな?」
虫が光に向かう習性を「走光性」と言います。
光に集まる虫はガ、コガネムシ、ウンカ。夕方から夜にかけて活動する虫がほとんどです。
夜行性の虫は月の光をたよりに飛ぶ方向や高さのバランスをとります。
月は地球からはるか遠くです。こちらがいくら動いても、月の方向や高さは変わりません。
*実際は月は少しずつ動いています。
電球は月より明るいため、虫は月とかん違いします。
すぐ近くにあるので、虫たちは真っ直ぐ飛んでいるつもりでも、電球のまわりを回ったりぶつかります。
私「月と間違えて照明の中に入ってしまって、出られなくなったんだね。なんだかかわいそう。」
母「ことわざの"飛んで火に入る夏の虫”は、ここからできたんだね。」
★ このことわざを聞いたことがありますか?昔は火が照明です。昆虫は夜は月、昼は太陽を目印に動きます。
★ 二人のテーマは同じ。でも、生活が違えば内容が変わります。おもしろいね。