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2020年9月29日 06時00分

5年 藤川翔さん「ネコの衣替え」8/3

ぼく「サラちゃん(ネコの名前)の毛が、いっぱい抜けるけど大丈夫かな?」

祖母「夏毛に生え替わっているから大丈夫。それにしても今年はおそいね。梅雨がなかなか明けなかったせいかな?」

ぼく「夏毛ということは、冬毛もあるのかな?」

祖母「ネコは年2回、夏毛と冬毛に生え替わって体温調節をしているんだよ。」

ネコの衣替えは、換毛期のことです。換毛とは「毛が抜け替わる」こと。

人のように服で体温を調節できないネコは、夏毛と冬毛を使い分けて体温調節します。

夏毛はかためで、密度が荒く通気性がよい。冬毛はふわふわとやわらかく、毛が密集して保温性が高い。

換毛期は春と秋。春は5~7月。秋は9~11月。

室内飼いの場合、気温の変化が感じられないので、換毛期がはっきりしないネコが増えています。

うちのネコの場合、今年の異常気象で夏毛が遅れたわけでなく、完全室内飼いなので換毛期がはっきりせず、一年中を通して少しずつ生え替わるタイプのようです。

★ 人工的な環境で暮らすネコは、古来から持っていた夏毛・冬毛の生え替わりをやめる種類も。 

  生え替わりを「年中少しずつ」に変化するのは、環境に適応、それとも進化?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6年 岩本竜之介さん「コウモリが逆さにぶら下がる理由」8/3

ぼく「お母さん。」

母「何?」

ぼく「コウモリって何でぶら下がってるの?」

母「何でだろう?」

ぼく「スマホで調べてもいい?」

母「本で調べたら?」

ぼく「コウモリの体の骨の多くはとても細い。太い骨も中は空っぽです。空を飛ぶためのつくりです。

   体が重いと飛べません。コウモリの足の骨は細くて弱いから、木の上に立ってとまることができません。

   それで逆さにぶら下がり、体を休めます。”って書いとるで。」

★ 同じ空飛ぶ鳥の骨は、体を軽くするために中空です。それでも足で立つことができます。

  私たちと同じほ乳類のコウモリは飛ぶために、鳥より厳しい体の造りなのですね。