理レポ 5年「メジロが遊びに」1375

2021年4月25日 06時00分

6年 Aさん「メジロが遊びに来たよ」4/4

僕の家の庭にはツバキがあります。毎年冬になると赤色のとてもきれいな花を咲かせます。

僕「木がカサカサ音がしている、鳥の鳴き声も聞こえる。」

母「カーテンの隙間からのぞいてみよう。」

僕「メジロだ。」

妹「何でメジロだと分かるの?」

僕「目の周りが白いでしょ?」

妹「目の周りが白く縁取りされているよ。毛の色もきれいだね。」

僕「メジロはいつも何で二匹でやってくるの?」

母「メジロは基本的に“つがい”で行動するみたいよ。」

僕「“つがい”って?」

母「夫婦のことだよ。オスとメスだよ。」

妹「花にとまったよ。花の中に顔を入れて、何をしているのかな?」

僕「花のミツを吸っているんだよ。体が小さいから体重も軽いんだろうね。」

母「体長は約12 cmで体重は約10 g だって。1円玉10枚ぐらい。」

僕・妹「1円玉、10枚ない?」 母「あるよ。持ってみよう。」

僕「軽っ!メジロを手のひらにのせてみたいな。」

僕「メジロの顔に花粉が付いてるよ。」

妹「食いしん坊だね。でもツバキの花が痛んじゃうよ。」

僕「花は痛むけど、ツバキはメジロがやってくるとうれしいよ。」

妹「どうして?」

僕「鳥が花粉をつけて次の花に飛んでいくことで、花粉をやり取りして種を作って、次に命をつないでいくことができるんだよ。」

妹「メジロはツバキにとって、とっても大切な役目を果たしている んだね。」

僕「鳥と植物が助け合って生きている。生きていくための仕組みが自然にできてる。本当に不思議。」

母「なんでだろう?どうしてだろう?と考えることは、とても大切なことだね。私たちのまだ知らない不思議 がきっとたくさんあるよ。」

窓からみんなで鳥の観察をしている時は、とても幸せな気持ちになります。来年が待ち遠しいです。

★46億年前に生まれた生物は生き残るために姿・形・生き方の違う生物を作り続けています。

 全ての生物は、地球に誕生した“生命”をつなぐためにつながっています。そして生物は空気、水、岩石ともつながっています。

 地球そのものが一つの生き物です。