理レポ 5年「カタバミ」1651

2022年7月20日 06時00分

5年 Aさん「ムラサキカタバミとは?」

草引き中・・

私「この花ピンク色で可愛い」

母「これ花じゃなくて草やで」

私「えっそうなん、花にしか見えんかった」

母「今は夕方やけん花閉じとるけど、朝は開いとったで」

私「そうなん知らんかった、明日の朝開いとるとこ見てみる」

母「このこと理科レポートに書いてみたら?」

私「そうする」

この草はムラサキカタバミという名前です。可愛い花のように見えるけど実は雑草です。なのでとてもビックリしました。

ムラサキカタバミはカタバミ科・カタバミ属の植物です。葉っぱはハートの形をしています。

★似ているシロツメクサの葉も❤形だけど、こちらは白い筋が入っています。

春〜夏にかけてすがたを現す草です。初夏にかけてあわい紫色やピンク色の花をつけ るのが大きな特徴です。

ムラサキカタバミの花は夜になると、眠るように花びらを閉じます。そして次の日の朝や昼に、まるで目覚めるかのように花びらを開きます。

花びらを閉じる際には、葉も半分に折りたたむようにして閉じていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日の昼、ムラサキカタバミを見に行くとしっかり花びらが開いていました。

 ★校内では3種類のカタバミが観察できます。

 どのカタバミも、そもそもは園芸種で、店で売っていた花です。それが野生化しました。

 人気がなくなって、今は雑草呼ばわり。こういう“雑草”は、まだまだあります。 

 生命力があってたくましい。”雑草だから無価値”は人間だけの都合です。

 

★夏休み中も、レポートのストックがあるうちは配信を続けます。