理レポ「炭酸飲料」1667
2022年9月15日 06時00分4年 Aさん「炭酸飲料は、なぜ振ったら噴き出るの?」
公園に家族で行った時の話です。暑かったので、帰りにジュースを買ってもらいました。
「コーラを妹と分けるから買ってきて。」
妹が自動販売機から取って、私の所に走って持ってきてくれました。
父「振ったらいけない!開けた時にまけてしまう!」
“大丈夫だ”と思って、すぐ開けたら噴き出ました。
父「言ったやろ。炭酸をふって、すぐ開けたらいかんのよ。」
私「1学期の理科で習ったのが関係してる気がする。
空気の体積は小さくなったり大きくなったりする事ができるけど、水の体積は変わらない。
振ることによって炭酸の泡が大きくなって、ペットボトルの中で限界になって、開けた時に噴き出すんじゃないかな?」
母「なるほど。ふって空気が温められて大きくなって、泡が大きくなるってこと?」
私「そんな感じ。」
母「家で炭酸水作りよるけど、水に何入れよるか知ってる?」
私「知らん。何かガスみたいなの入れよるのは知ってる。」
母「二酸化炭素。圧力をかけて二酸化炭素を水につめこんだら炭酸水になるんよ。」
父「シュワシュワ感じるのは、二酸化炭素なんで。」
私「そうなんじゃ。」
炭酸飲料を振ると、溶けている二酸化炭素が気体にもどります。その二酸化炭素気が、ふたを開けた時に液体といっしょに飛び出して噴き出ます。
私「思っていたのとちょっと違うんかな?」
噴きこぼれの心配があれば。横にして転がす。とんとんたたく。冷蔵庫で保存する。
★“二酸化炭素の体積が増える”は学習の成果。原因が、“衝撃”か“温度”の違いです。
すごく冷やした炭酸飲料なら?近くにいた娘と話し合いました
「キンキンに冷やした炭酸水を振っても、噴き出るかな?」
「過冷却しているコーラがあるよ。振って瞬間に凍らせて飲むんだけど、失敗したら噴き出るよ。」
「飲む時は、砕けた氷の状態?」
「普通のコーラだよ。」
「気体は低温ほど溶け込んだまま。振っても噴き出ないな。」