理レポ「ポインセチア」1668
2022年9月16日 06時00分4年 Aさん「ポインセチアの秘密」
親戚のおじさんの家にポインセチアがありました。
私「冬は葉が赤色だったのに、緑色になっている。」
母「そうだね。冬は確かに赤色できれいだったよね。」
私「もう赤くならないのかな?」
おじ「また花芽がつくと葉が赤く色づくよ。色づいた葉は『苞』(ほう)って言うよ。」
私「ほう。(笑)でも、ポインセチアに花あったかな?」
母「葉の真ん中にプチプチした黄色が花なんだ!後で調べてみよう!
私「ポインセチアの花芽はいつつくのかな?クリスマスにお花屋さんに並んでいるから、冬の植物だよね?冬の気温と関係があるのかな?」
おじ「実は寒さに弱い熱帯植物。冬は部屋の中で育ててあげないと枯れてしまう。」
私「ポインセチアは温かい地域の植物で、しかも寒さに弱い植物?」
おじ「おじさんも初めて知ったときはとても驚いたよ。」
私「じゃあ、花芽は気温が低くなるからつくんじゃないよね?」
おじ「ポインセチアは日が短くなると花芽をつける植物なんだよ。」
私「気温じゃなくて、太陽の照る時間の長さで花芽がついて花が咲くんだ!」
おじ「クリスマスの時期に合わせるために、短日処理と方法があるよ。チャレンジしたことないんだけどね。」
私「短日処理?初めて聞く言葉ばかり。」
母「後で一緒に調べてみよう。お母さんも知りたいな。」
短日処理とは? 葉を赤くするには、光の当たらない時間が1日に12時間以上必要。
日の短い冬が来たと錯覚させます。2ヶ月〜2ヶ月半前から始めます。
なぜポインセチアは葉を赤くするのか?花が小さく目立たないため、受粉を手助けしてくれる虫をおびきよせるためです。
一番驚いたのは、年中赤色だと思っていた葉が緑色になっていたこと。植物にはそれぞれ生きていくための仕組みが備わっています。
その秘密を知るたびに、ワクワクします。もっとたくさんのワクワクに出会いたいです。