全国学校給食週間献立1

2021年1月25日 17時41分
三島小ダイアリ

今日の献立は、「しこちゅ~どんぶり、野菜の赤じそ和え、おいり、牛乳」でした。

 

1月24日から30日の1週間を全国学校給食週間といいます。

この週間は、戦後まだ食糧難だった時に、学校給食が再開されたことを記念して始まりました。

そして今は、2005年に食育基本法が成立し、学校給食は食育を学ぶ場となり、家庭や社会へ啓発する役割も担っています。

 

今年の学校給食週間中の献立にも、地域の食べ物や郷土料理を取り入れています。

今日の「しこちゅ~丼」は、<四国中央市産の食べ物>をギュッとつめこんだ特製丼です。

<うまそだち、伊予美人、豚肉、チンゲンサイ、きくらげ、にんじん、白ネギ、ネギ、煮干し>

「しこちゅ~丼」を楽しみにしていた子どもたちは、上手にごはんの上に具と卵をのせて、とてもおいしそうに味わっていました。

 

「おいり」は東予地方の郷土菓子で、米と砂糖だけで作られているので、小さな子どもからお年寄りまで、安心して食べられる素朴なお菓子です。

以前は、結婚式の引き出物や、お祝い事のおすそ分けとして、近所に配る風習もありましたが、最近は、そんな機会も減ってしまい、おいりを知らない子もたくさんいました。

そこで3年前から、伝えていきたい食文化の1つとして学校給食に取り入れています。

 

4年生は、一粒も落とさないように気を付けながら、楽しそうに食べ終わった後、マスクをつけてから「甘くてやわらかくておいしかったよ。」「ふんわりしてた!」と、おいしさあふれる言葉で語ってくれました。

学校給食で「幸せのおすそ分けの味(おいり)」を知って、ずっと覚えておいてほしいと思います。