理科でロイロノートを使って【随時掲載 ICTの利活用②】

2021年5月19日 05時00分

 本校では、全教員がICT機器を授業で使うスキルを高めるため、ICTミニ研修を輪番で行っています。理科主任がICTを活用する4年生の授業を行いました。私が撮影に行きました。

・今日の授業のめあては、「晴れの日の気温の変化は?」です。

(学習内容を明確にするために、「?」で終わる「めあて」を提示しました。【焦点化】)

・児童は、ロイロノートを立ち上げ、カードに自分の考えを入力し、先生に提出しました。全員の考えを、一人一人が自分のChromeBookで確認します。

・それを見て、相互に質問します。(生徒間通信機能を使って)

・質問です。「(晴れた日の朝、私は、寒いと思うのですが)ポカポカのような、、、と書いたのはなぜですか?」

(このような対話は、口頭でもできますが、ICT使うとこんな感じです。この対話は、遠く離れていてもできます。)

 ・さて、晴れた日の気温の変化を、折れ線グラフで表すと、次のうちどれでしょう?(三択です。焦点化した問いです。全員参加を図ります。)

・児童に、三択の課題が届きました。解答すると・・・

・瞬時に、全体の解答状況が表示されました。1がほとんどです。

・実際の晴れた日の気温の変化をグラフにします。(妻鳥町にあるアメダスで観測されたデータを活用しました。)

・グラフにすると、1のようになりました。

・グラフができていく様子を全員、注目しています。

・「まとめ」です。「晴れの日の気温の変化は?」に続くように、まとめます。まとめの言葉には、マスクをかけています。少しずつマスクを消して「グラフは山の形で・・・」を提示しました。(大切なポイントに注目させる工夫です。)

・最後に、今日の学習の流れを整理します。鉛筆とノートを使いませんでした。この学習の記録は、クラウド上に保存され、何時でも取り出して見ることができます。 

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 5月7日放課後、CSルームに教員が集まって、この授業実践を見て協議を行い、こうした授業を行う機器の操作方法を共有しました。

 そのほか、「GoogleEarth」の活用事例と操作方法を学び合いました。

 最後に、5年1組担任から、家庭科でのICT利活用事例(5月6日ホームページに掲載)の報告があり、操作方法を共有しました。

 6月11日の参観日には、全学級ChromeBookを使った授業を公開します。それに向け、このようにがんばっております。(^^)/