GIGAスクール環境が、昨年度末、一気に整いました。一人一台端末、通信環境、ソフトウェアの整備状況には、びっくりです。教育行政に携わる皆様のご尽力のおかげです。ありがたい限りです。これらの利活用が、本校の課題の一つであります。
本校では、教員全員が授業で使うスキルを高めるため、ICTミニ研修を輪番で始めました。第1回目は、情報教育主任が算数科でICTを活用する授業を行いました。私が撮影に行きました。(4月22日)
・「三人で仲良く分けるには?」割り算の勉強のはじまりです。
・一人一人が、端末上のいちごをお皿に移動します。(これは、教師の自作教材です。ロイロノートを活用しています。よくできてますね。)児童は、楽しそうにすいすいと課題を解決していきます。
・前に出て、操作します。
「どうですか?」「同じです。」
「同じ数ずつ分けるといいですね。分かりましたか?」「は~い!」
(全員の理解が揃いました!)
・「ねらい」と「まとめ」をつなぐと、今日の学習内容となります。
(これを、「めあて」と「まとめ」の整合性といい、本校の算数授業で大事にしているところです。)
・教科書のQRコードで、教材を呼び出します。
・「÷」の記号の書き順のアニメーションが出てきました。簡単なアニメーションでしたが、書き順がばっちり分かりました。
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4月23日放課後、先生たちが集まって、この授業の内容を写真で見て、協議しました。
協議では、「あのいちごが動く教材をどのようにして作ったのか?」に質問が集まりました。情報教育主任は、ロイロノートのこれ以外の活用事例を紹介しました。今後、ロイロノートを使い慣れていくことを確認しました。
また、6年2組のCBTの実践事例も紹介しました。(ホームページ5月11日掲載分)これは、学力向上に直結する事例です。
こうして、1回目のICTミニ研修を終了しました。 つづく。(^^)/
令和2年11月、東側のブッロク塀が撤去され、そのあとスチール製のメッシュフェンスが設置されました。地震が来ても倒れる心配がなくなり良くなったのですが、中が丸見えになりました。防犯上もこれで良いのですが、草がぼうぼうと生えているのが見えて、景観を損なうことになりました。そこで、6年生の協力を得て芝桜を植えることとなり、このたび草をとり新しい土を入れる作業をしました。
苗の定植は、5月24日に予定しています。
6年生、作業ありがとう。草や石をのけただけでも、とてもきれいになりました。(^^)/
連休中に3年生にレポートの課題を出しました。何回かの分けて紹介します。
課題でなくても自主学習で、または自主レポートもチャレンジしましょう。4~6年も。会話は必ず。
3年 Aさん「カシワの葉」4/25
お母さんが“かしわもち”を買ってきてくれました。
私「何で葉っぱがついているの?何の葉っぱ?」母「調べてみようか!」
タブレットで調べました。
食器がなかった昔、食べ物を置いたり包んだりしたのが葉っぱ。
カシワの木は冬になり葉が枯れても、新芽をつけるで葉が落ちません。縁起が良いそうです。
私「何で葉っぱがついているのか分かったよ。」母「旬の食べ物で季節を感じることは、とってもすてきだね。」
★お母さんの最後の言葉に同感です。旬の物を食べましょう。伝統的な食べ物だけど、カシワの葉は大半が輸入です。
★“ちまき”も葉で包んでいます。食べましたか?
3年 Bさん「ドングリ」5/4
お母さんと散歩中にドングリを拾いました。
母「これドングリの木だ。」ぼく「へぇ~、そうなんだ。」
母「落ちているドングリを、お家で育ててみようよ。」ぼく「中に虫はいないかな?」
母「いないよ。」
三つ拾って持って帰りました。一つ目は皮をむいて水に浸けました。
ぼく「虫、出てこないかな?」出てきませんでした。
二つ目は皮をむかないで水に浸けました。三つ目は皮をむいて土に埋めて、水をやりました。
ぼく「早く育たないかな。今はビンで育てているから、木になるかもしれない。」
ぼく「木になったら、またドングリ育ててみたいなぁ~。何回も繰り返すってことか。あっはっはっはっは。」
★ドングリが木になって、ドングリができて、それが木になって・・・。命のサイクルを実感できましたね。
最後の笑いの意味は何かな?
三つのドングリの育て方を変えたのはなぜですか?続きを期待します。
今日は、高学年です。5-1,5-2、6-1,6-2の順番です。そっくりに描けています。さすがです。(^^)/
5年生
[本人コメント]目・口のバランスに気を付けて描きました。髪の毛を塗るのに時間がかかりました。自分でも似ていると思います。
【評】生き生きとした表情で描きましたね。目や眉の特徴をうまく捉えています。色塗りも上手です。(^^)/
5年生
[本人コメント]目の形、髪の毛、眉毛をよく見て描きました。しわも描きました。歯を細かく描くのが難しかったです。
【評】色を塗り重ねて、濃淡をうまく表しています。首の色は顏よりやや暗くリアルに見えます。さわやかでやさしい印象を受けます。(^^)/
6年生
[本人コメント]ポーズをとって、先生に写真を写していただきました。その写真と同じように、よく見て描きました。特に工夫したところは、ほっぺたの色塗りです。同じような色になるよう、絵の具を混ぜて作りました。
【評】顔の各部位もバランスもとてもリアルです。瞳の周りの線も見逃さずに描けています。本当によく見て描いたなあと感心します。
6年生
[本人コメント]自分でも似ているなあと思います。色づくりを工夫しました。口の中、首の下の影の色を写真と同じように作りました。
【評】先生にこのポーズにしてほしいとお願いして、写真を撮っていただきました。他にはない、独創的なポーズです。左目が顔の輪郭まできていますね。写真を見て、とても忠実に描きました。お見事です。(^^)/
今日は、中学年です。3-1、3-2、4-1、4-2の順番です。見た瞬間、誰か分かりますよね。そっくりに描けています。
3年生
[本人コメント]メガネと目の位置をよく見て描きました。セーラー服を丁寧に塗りました。
【評】すぐ誰か分かります。しっかり特徴を捉えています。お見事です。(^^)/
3年生
[本人コメント]自分の目の形をよく見て描きました。髪の毛を丁寧塗りました。
【評】特徴をとく捉えていますね。上を向くとこうなるだろうなあと想像して描いたそうです。すばらしい。(^^)/
4年生
[本人コメント]鏡で自分の目の形をよく見て描きました。色をはじめは薄く塗って、濃い色を少しずつ重ねていきました。
【評】色の塗り方がとても上手です。うすい所は、光が当たっているところですね。よく見ています。(^^)/
4年生
[本人コメント]大きく描くように言われたので、髪の毛がはみ出ました。肌の色を何度も作って塗り重ねました。
【評】目、鼻、口のバランスがいいです。顔の形などの特徴をよく捉えているので、見て誰かすぐ分かりました。(^^)/
図工の授業開きとして、全学年、自画像の作成に取り組みました。顔の描き方、色の塗り方を学習しました。どの作品もとてもよくできていました。
ホームページの「おもしろ企画」として、今日から、自画像の中からそっくりな作品を各学級から1点選んで連載します。
なお、これらの作品は児童玄関に掲示したのち、CSルームに展示いたします。
1年生
[本人コメント]髪の毛を丁寧に書きました。私は、絵を描くのが好きです。
【評】1年生とは思えない整った作品です。クレパスを塗り重ねて立体感が出ていますね。(^^)/
2年生
[本人コメント]自分の目をよく見て描きました。色は、絵の具を混ぜて作りました。
【評】これも2年生とは思えない作品です。水彩画の味わいがよく表れています。(^^)/
CBTとは、Computer Based Testing の略称で、コンピュータを使った試験方式のことです。昨年度末に環境が整い、今年度、CBTを指導計画に位置付け利用しています。6年2組の算数の授業をご覧ください。
・「今日は、テスト前のおさらいを、CBTとプリンで行います。」
・問題は全部で18問。選択式です。
・一問一問、瞬時に採点されます。
・指で線を引いて考えることもできます。
・最後の問題が終わると、成績が表示されます。(全部〇だね。すごい。)
・△や✕だった問題は、その解説や解き直しの問題が示されます。(ここが大切です。なぜまちがったのか、どうすれば良いかが分かると楽しくなってきます。)
・一人一人、自分のペースで進んでいます。早くできた人は、さらに、問題を選んで解くことができます。個別最適化されています。(空白の時間はありません。)
・後半は、プリント学習です。作図の問題は、プリントで行います。
・理解度に対応するため、合格した人がヘルプを出した人(援助要求をした人)のところへ行って教えます。(この教える人を「トライさん」と呼んでいます。相手が自分の説明で分かるようになるかトライします。)
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ところで、Chromebookをどこにしまうか迷うことがあります。落としてもいけないし・・・。現在、全児童分、専用の手提げケースを注文していますが、生産が間に合わず納品を待っている状態です。それまでは、音楽バックにしまったり、次の学習で続けて使う場合、机の真ん中に置くようにしています。
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【コメント】
本校は、授業の後半の教え合いをインクルーシブ教育の要と位置付けています。教える人は教えることによって理解が深まり学びが定着します。教えてもらった人は、教えてもらって分かるようになります。そして、共に伸びていきます。
本授業でも、スムーズに教え合いが始まり、やさしい雰囲気があふれていました。見ていてとてもいい感じでした。(^^)/
小学校の国語の授業で大切なことは、「一に音読、二に新出漢字の読み書き、三が読解、・・・」です。今日は、その読解の授業についてです。
本校では、読解力を高めるために、物語文・説明文のあらすじを100字にまとめる要約指導に取り組んでいます。「論理の見える化」の手立てを行うことで、全員100字要約ができました。(4月21日の6年1組の実践をお伝えします。)
・今日の授業のめあては、「帰り道はどんな話?」です。まず、教材文を音読しました。
・登場人物の周也と律の心の距離を図で振り返りました。(これはよい支援ですね。この心情曲線からも、あらすじをつかむことができました。)
・論理の見える化シート(上半分)と原稿用紙(下半分)を配布しました。
日本授業UD学会の桂聖先生は、ご著書「国語授業のユニバーサルデザイン」の中で、「物語文は「はじめ」(マイナス)⇒「きっかけ」⇒「おわり」(プラス)という構造になっていて、この枠の中に、できごとを落とし込んでいくと、あらすじがつかみやすくなる。」と述べられています。
これまでの実践で、確かに国語の苦手な児童も、ワークシートを埋め、言葉をつないで100字程度にまとめることができた事例をたくさん見てきました。とても優れた支援だと感じています。
・100字要約は、昨年度3回取り組みました。持ち上がりの担任は、昨年度の教材「カレーライス」のはじめ・きっかけ・終わりは何であったかを問いました。児童は、よく覚えていました。
・「「カレーライス」は、こうだったよね。」と振り返って説明し、「帰り道」は、どうなるかと問いました。
・全ての児童が、解答しました。(すばらしい!)
・それから、言葉をつないで、100字程度に要約します。
・100字程度にまとめました。全ての児童ができました。(とてもすばしい!)写真のワークシートは100字ぴったりです。
・ニコニコタイム・・・互いに自分の要約を伝え合います。
・3人が、みんなの前で発表しました。うまくまとまっていました。
[コメント]
この授業の良いところは、全員が要約できたことです。実はこれは、そう簡単なことではないのです。「論理の見える化」の視覚支援と指導の継続の成果だと思います。今年度も、全学年で、物語文・説明文の要約指導を継続してまいります。(^^)/
三島小コミュニティ・スクール第4号を発行しました。どうぞご覧ください。なお、本校のホームページ運用規則により、氏名を非表示にしています。ご了承ください。
今回は、「三島小学校をあたたかい学校にするため」に各学級で話し合ってもらったことを集め、三島小学校をどんな学校にしたいかを決めました。
・ 様々な意見が出ました。
「笑顔があふれる学校」
「みんな笑って過ごせる楽しい学校」
「助け合える学校」など
どの意見もすばらしく、あたたかい学校にするためにピッタリの内容です。
・ 話し合いの結果「助け合える学校」に決まりました。みんなで助け合っていくことで、悲しい思いや辛い思いをする子がいなくなる、あたたかい三島小学校にしていきましょう。
・ 今回決まった「助け合える学校」にしていくために、各学級で取り組んでいくことを決めました。この紙は児童玄関に掲示しているので、子どもたちはいつでも見ることができ、意識して生活することができます。
・ 各委員会からのお知らせもありました。今回は代表委員会で伝えたい内容がある委員会のみの参加でしたが、委員会からのお知らせも職員室前廊下に掲示しているので、いつでも見ることができます。
☆今回話し合った内容を各学級で確認し、みんなで「助け合える学校」を目指していきましょう。