学校の校門前の街路樹が赤く色付いてきました。

楽しい秋祭りも終わり、次は校内音楽会です。

音楽の授業だけでなく、毎日、朝の会の時間にどの教室からも、リコーダー奏や合奏、歌声が聴こえてきます。

6年生の教室からは、きれいな歌声が響いてきます。その響きは日ごとにしっかりと心に響くものになっています。

1年生は初めての音楽会に向けて、鍵盤ハーモニカの練習に一生懸命です。

4年生の教室からはきれいなリコーダーの音色が聴こえてきます。差し込む秋の朝日を浴びながら、毎日、こつこつと練習を続けています。
毎日聴いていると、少しずつ、歌声がしっかりしてきたり、楽器の音色が一つにまとまってきたりするのが感じられます。
全員で一つのものを創り上げる楽しさ、喜びを感じて欲しいです。
10月24日の給食の献立は、ごはん、ししゃもの磯辺揚げ、彩り和え、さつまいもと里芋の味噌汁、牛乳です。

地産地消の秋の味覚とともに、見た目からも秋を感じられる献立でした。ごちそうさま。
10月21日(火)、お祭り集会が行われ、150周年を記念して、5台の太鼓台がグラウンドに集まりました。



三島小学校学校運営協議会長の公民館長からの開会あいさつに続いて、児童代表の運営委員が歓迎の言葉を述べ、お祭り集会がスタートしました。

太鼓台運行に先立ち、浜町・明神丸のみなさんが、昔から伝わる「御座船御歌」を披露してくださいました。三島小学校バージョンで歌詞の一節に校歌を盛り込んで歌ってくださり、地域のあたたかさを感じました。三島っ子も大喜びでした。

いよいよ運行開始です。それぞれの学年で分かれて、地域の方と一緒にグラウンドを回ります。


1、2年生は浜町・明神丸に乗せてもらったり、ロープを引っ張ったり、担いだりしました。

3~6年生は、西町、上町、金子町、真古町の太鼓台に分かれて、みしま分校の友達と一緒に運行に参加しました。

大きな掛け声で運行を盛り上げながら、楽しくロープを引っ張っています。

七重の上に乗せてもらいました。太鼓台から見える景色は最高です。

雨が上がり、曇り空でしたが、きらきら輝く太鼓台に触れて、子どもたちはとても楽しそう。笑顔がこぼれます。

太鼓台に座って、ゆらり、ゆ~らり。太鼓の音も身体に心地よく響きます。



地域の方と一緒に、伝統行事を楽しみました。

全員で記念撮影。

閉会式では、楽しかった思いと感謝の気持ちを込めて、校歌の1番を歌いました。卒業生である地域の方も一緒に歌ってくださり、150周年記念にふさわしい行事となりました。

ご協力くださった、各地域のみなさん、本当にありがとうございました。安全運行で三島まつりを盛り上げてください。


9月に取材に来てくださった、テレビ愛媛の方から連絡がありました。放送は明日、10月23日(木)です。18:09~19:00生放送の「EBCライブニュース」内の「媛っ子最強決定戦」というコーナーです。
このコーナーのCMにも映像が使われているそうです。
三島まつりと重なってしまいましたが、ぜひ、ご覧ください。(録画予約をお忘れなく)
10月20日(月)、4年生は手話体験に続いて、点字体験をしました。

ボランティアの点字サークルの方が講師です。

身の回りにある点字が使われている商品について説明してくれました。シャンプーとリンス、アルコール飲料とノンアルコール飲料が触って区別できるようになっているのは、目の不自由な人だけでなく、だれにとっても便利ですね。

点字にチャンレンジする前に、点字の仕組みを教わります。六つの穴の組み合わせで、文字を表しているんですね。

教えてもらいながら、道具を使って、一つずつ打っていきます。なかなか根気のいる作業です。



みんな一生懸命に集中して、まちがえないように打っています。




一冊の本を点字に直すのにどのくらいの時間がかかるのでしょう。ボランティアの人たち、すごい!

点字で打った本を見せてもらいました。

実際に触って、凸凹で文字を読み取るのは、難しかったです。

指先の感覚で、小さな凹凸を読み取るには、たくさん練習が必要です。

点字体験を通して、自分の力が誰かの役に立っているということが、とてもうれしいことだと気付きました。
点字サークルの皆さん、ありがとうございました。
10月17日(金)は人権・同和教育参観日でした。参観授業、学年懇談会を通して、児童も保護者も人権について考える充実した時間を過ごすことができました。

真剣に教材文を読んで考えたり、

隣の席の友達と意見交換したり。

自分の考えを話したり、

自分を見詰めて、考えをまとめて書いたり。

グループで話し合ったり、

話し合ったことを発表したり。

さまざまな活動を通して、これまでの自分を振り返り、これからの行動を考えることができました。


互いに認め合い助け合い、みんなで伸びる三島っ子を目指して、これからも力を合わせて取り組んでいきます。
授業参観に続いて、学年懇談会が行われました。学年ごとにテーマを決めて、ワークショップやグループ協議を行いました。

特別支援教育、就職差別、バリアフリー、身元調査お断り運動などについて、お互いの意見を交換しながら、実りある研修となりました。

就職差別につながる恐れのある14項目について、話し合いました。


実際にアイマスク体験をすることで、バリアフリーの大切さが実感できます。


何より、他の人の意見を聴くことで、共感したり、気付かされたり。
晴れ渡る秋空の下、充実した時間が過ごせました。
10月17日(金)の朝は、読み聞かせでスタートしました。

朝から秋晴れの碧空が広がる爽やかな一日のスタート。読み聞かせボランティアの方の語りに、物語の世界に引き込まれていきます。

続きが気になって、思わずのぞきこんでしまいます。

秋の日差しが差し込む教室は、笑い声でいっぱい。

声色を変えて登場人物になりきって読んでくださるので、はらはらドキドキ、そしてワクワクが止まりません。

学年が上がっても、絵本の読み聞かせは楽しい時間です。

短いストーリーの中に、考えさせられること、気付かされることが詰まっています。
読書の秋。爽やかな秋風に吹かれながら、きれいな虫の声を聴きながら、わくわくしたり、楽しくなったり、じーんときたり、時には少し悲しくなったり。本の世界、楽しんでみませんか。
読み聞かせの後は、いつにも増して元気いっぱい、すてきな歌声が教室に響きます。

毎朝、この歌声に元気をもらっています!

世界が一つになるように、ずっと手を繋いでいたくなる、楽しい、心に響く歌声です!
10月16日(木)、6年生は図画工作科の授業で「染め物」に挑戦しました!みしま分校の友達も一緒にすてきなTシャツを染め上げます。

真っ白いTシャツを、赤・青・緑のアクリル絵の具、墨汁、柿渋染料で染めます。

まずは、Tシャツをきつくねじったり、絞ったりして、輪ゴムで止めます。ねじって縛ったところには染料が入らないため、白く模様が残ります。

友達と協力しながら、きつくねじっています。
どんな模様になるのかは、誰にも分かりません。広げてみるのが楽しみです。

Tシャツを染料が入ったバケツに漬けます。


このまま20分ほど置いて、染料がTシャツに染み込むのを待ちます。

待っている間に、校内音楽会で演奏する曲を分校の友達に聴いてもらったり、グループで楽しくおしゃべりしたりして、交流しました。

流しで、Tシャツを縛っていた輪ゴムを外し、ねじりをほどいて、水洗いします。

染料が出なくなるまで、何度も何度も洗います。

濃い緑は、爽やかなペパーミントグリーンに染まりました!

墨の濃淡と絞ったところの模様が何とも言えない”いい感じ”です!

最後によく絞ってハンガーにかけ、乾かします。

風に揺れる色とりどりTシャツ。同じ染料で染めても、一つとして同じものはありません。どれも、すてきな”自分色”に染まりました。
10月9日は、トラック(ト「10」ラック「9」の語呂合わせ)の日です。全日本トラック協会がトラック運送事業について広く知ってもらおうと1992年に制定しました。

トラックの日からは数日経ちましたが、10月15日に3年生が、愛媛県トラック協会やJAF、陸運局の方に来ていただいて、トラック体感授業を行いました。

初めに教室でDVDを視聴して、トラックについて学びました。トラックは私たちの生活に必要なさまざまなものを運んでくれています。つまり「せいかつ」を運んでくれているのです。

次に運動場に出て、JAFの体験車で、シートベルト体験をしました。シートベルトがいかに自分たちの命を守ってくれているのか、分かりやすく説明してくれました。

4人ずつ順番に体験車に乗って、時速5kmで走っている車が衝突したときの衝撃がどのくらいか体感できます。

時速5kmとはいえ、かなりの衝撃があり、身をもってシートベルトの大切さを実感できました。

普段は時速50kmぐらいで走っているので、それを考えると怖くなります。後部座席でもきちんとシートベルトをしなければいけない理由が体験で分かりました。

続いて、トラックの運転席に乗り、運転手さんから、トラックからの死角などについて説明を受けました。

大きなハンドルにびっくり!ミラーで安全確認をしていること、それでも見えないところがあることを教えてもらいました。

交通事故に巻き込まれないように、「トラックには近づかない」ということを教えてもらいました。

運転席の後ろの狭いスペースに、長距離運転をするときに使用するベッドがありました。

実際に運転席に乗り、トラックに触れ、とてもいい体験ができました。

体験を通して、交通安全とともに「せいかつ」を運んでくれているトラック運送の大変さ、大切さを学びました。
今日、出会ったトラック協会の方が、今、わたしたちのために「せいかつ」を運んでくれています。
たくさんの方のおかげで毎日の生活が成り立っていることに感謝です。
「ときめき健康チャレンジ」とは、毎年、夏休みに三島っ子たちが、健康を守るために毎日の生活記録を行っているものです。

今年も夏休み前に愛媛医療生活協同組合宇摩ブロックの方から連絡をいただき、夏休み中の宿題として、三島っ子たちが取り組みました。
先日、担当の方が、チャレンジが終わって提出していたシートを届けてくれました。

チャレンジの項目は、①食べたら歯みがきをする。②お手伝いをする。③早寝早起きをする。④帰ったら手洗いをする。⑤朝ごはんを食べる。⑥テレビやゲームは時間を守る。です。
これに加えて、⑦やってみたいチャレンジ!と⑧おうちの人のチャレンジがあり、子どもたちの自主性を育てるとともに家族で楽しく取り組める工夫がされています。

届けてくださったシートには、一人一人にあてたあたたかい手書きのコメントがありました。

また、新聞紙で作った手づくりのエコバックいっぱいの鉛筆。チャレンジに取り組んだ参加賞までいただきました。

この鉛筆、一本、一本、心を込めて小さなビニールの袋に詰めてくださっていました。
改めて、地域にも支えられ、子どもたちの健やかな成長を見守ってくださっていることを実感し、感謝の気持ちで胸が熱くなりました。
あたたかい心遣い、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
5年生は図画工作科の時間に「多色刷り版画」に取り組んでいます。

下絵を描いて、彫刻刀で彫った版木に、絵の具を塗り、画用紙をかぶせて刷って、作品を仕上げていきます。

真っ黒な色画用紙に、色鮮やかな秋の果物が少しずつ、浮かび上がってきます。

何度も何度も、塗っては刷り、刷っては確認して、また塗って…。

絵の具の濃さや色合いも工夫しながら進めています。

しっかり色が付くように、ばれんでこすっています。

みんな根気よく、集中して作品づくりに取り組んでいますね。まさに、「芸術の秋」といった感じです。

ばれんの動かし方、力の入れ方でも、刷り具合が変わってくるようです。

画用紙をめくる瞬間は、どきどき。うまく刷れたかなあ。
何度も何度も繰り返し、時間を掛けて、心を込めて、世界に1枚だけの版画ができあがります。
朝の会の時間、どの教室からもリコーダーや鍵盤ハーモニカ、歌声が響いてきます。来月の校内音楽会に向けて、毎日こつこつと練習を続けています。

2年生は音楽の授業で、楽器を決めるオーディションを行っていました。

どの楽器も演奏にはなくてはならない音です。

楽譜とにらめっこしながら、真剣に練習する姿からは、いい音楽をつくりたいという、やる気を感じます。

難しいリズムは友達と教え合いながら、練習をする姿も。

いろいろな楽器の音色が一つに重なり、すてきな音楽になっていく過程を楽しんでほしいです。

2年生35人の心が一つになり、体育館いっぱいに楽しい音楽が響くのが楽しみです。
