インクルーシブ教育のイメージをイラストで表すと?
2021年2月3日 05時00分「三島小コミュニティ・スクールだより」第21号を発行しました。どうぞ、ご覧ください。
「三島小コミュニティ・スクールだより」第21号を発行しました。どうぞ、ご覧ください。
児童は、インクルーシブ教育に関して、どんなイメージを持っているのでしょうか。3年生以上に冬休みの自由課題として、イラスト作品を募集したところ多数の応募がありました。全教員での審査の結果、以下の6点が入選しました。作者に①このイラストで伝えたかったこと、②工夫したことをインタビューしました。グランプリは、「三島小コミュニティ・スクールだより」で発表します。
【3年生の作品】
①みんなで助け合うと、いろんな人と仲良くできて学校も好きになれるということ。
②男子と女子が助け合っているところを、かしの木がやさしく見守っています。学校が好きだから、学校をハートで囲みました。
【4年生の作品】
①「喜びは仲間といっしょに」を伝えたかったです。
②みんなを愛顏にしたこと。
【5年生の作品】
①私もはじめ逆上がりができませんでした。だけど、友達が応援してくれてできるようになりました。その時の気持ちをイラストに表しました。
②顔の表情です。逆上がりが怖くてできない子はちょっと不安そうな顔に、応援して子はにっこりとした表情にしました。
【6年生の作品】
①「~ができないから」という理由で人を仲間はずれにするのではなく、その子の「できない」を助けるのが当たり前にならないといけないという思いから描きました。
②高学年になってくると、確かに男の子、女の子と気になってしまいますが、いざというときは助けあえるようになってほしいを絵にしています。
【6年生の作品】
①新型コロナウイルスで、みんな大変な状況だからこそ、みんなで協力し合うことがより大事だと思ってこのイラストを描きました。
②明るくなるように虹をいれました。できるだけ明るい色を用いました。
【6年生の作品】
①みんなと違っていても「一人一人違っていてもいいんだよ」という思いで、みんなのやさしさで包み込んでいる学校生活を表しています。
②みんなのやさしさをハートで、平等をリボンで、明るさをシャボン玉で表しました。
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実はわたくし、入賞者の写真を撮るとき、三島小学校らしい背景があればいいなあとずっと思っていました。今回の入賞者の作品を見て、ふとひらめきました。インクルーシブ教育を進める三島小学校を表すのに、文字とイラストを使ったインタビューボードがあれば・・・。そこで制作したのが下の写真のボードです。CSルームに設置しました。
そこで、さっそく入賞者の記念写真です。我ながらよくできたと自己満足しています。入賞された皆さん、おめでとうございます。(^^)/
5年生は、総合的な学習の時間に「防災と私たち」の学習をしています。
そこで今日は、家庭科で「チャレンジ!災害時に役立つパッククッキング」の調理実習をしました。
パッククッキングとは、食品をポリ袋に入れて加熱する方法で、水や燃料が制限される災害時に役立つ調理方法です。
前時に学習した、パッククッキングのポイントを思い出しながら、まず、蒸しパンの材料をポリ袋に入れてよく混ぜます。
「この手触り、気持ちいい~。」「これくらいでいいのかなあ。」と悩みながらも、何とか鍋に投入するところまでできました。
次に、缶詰を中心にした食材をポリ袋に入れて、最後に水を計量して入れたら、またよく混ぜます。
「これで本当にシチューになるのかなあ?」「空気をぬくってむずかしい!」でも2回目なので、少し上手にできたようです。
約30分間、加熱した後、一人一人自分で作ったパック蒸しパンと、パックシチューを試食しました。
「ほかほかであったかくておいしい。」(災害時は温かいものが何よりのごちそうです。)
「ツナでシチューもなかなかいけるね。」(缶詰などを買い置きして、調理に利用しておくといいね。)
「袋のままで食べられるから、食器を洗わなくていいんだね。」(水を節約して調理する方法ですね。)
「普通においしいパンだなあ。」(いろいろな具を考えて作ると、味や栄養の工夫ができます。)
災害時でも、食は日々欠かせない大切な営みです。
普段は、何気なく食べているけれど、いざという時には、自分たちが学習したことの中から役立てることや、今から準備しておけることを考えることができましたね。
体育科保健の学習で、応急処置の仕方を練習しました。この学習は本来参観日で見ていただく予定にしていたものです。よくあるけがの処置の仕方を全員で学習した後、カードで出たけがの処置を実践しました。また、AEDの設置場所も再確認しました。三島小学校のAEDは、児童玄関と体育館に設置してあります。みなさんご存じでしたか?
1月27日の記事でお知らせしておりました、「蒸揚雑炊だ~い好き 3年生」の放送日が決まったと連絡がありました。1月29日、30日、31日のコスモスタイムで放送される予定です。是非、ご覧ください。なお、お家で見えない3年生の児童には、後日学校で視聴できるようにします。(^^)/
学校給食週間最後の献立は、「いりこご飯、里っこつくねのみきゃんソース、ボイル野菜、のっぺい汁、牛乳」でした。
今日の主食は、郷土料理の「いりこごはん」、そして主菜の「里っこつくね」は、四国中央市の里芋のおいしさを、たくさんの人に知ってもらうために、2年前に愛媛県学校給食会というところで商品開発してもらったものです。
「里っこつくね」という名前は、土居中学校の生徒がつけてくれました。
郷土料理のいりこごはんと一緒に、地場産物を使った、新しい味の組み合わせを楽しんで食べることができましたね。
5年生では、学校給食野菜部会の方々を訪問した時のお話をしました。
土居の近藤春奈さん、JAファームさん、中之庄の曽我良子さん、加地景子さん、飛鷹恵子さん・・・毎日、放送で生産者の方の名前は、覚えるくらい聞いているけれど一度も会ったことはないので、みんな驚き(*_*)の様子でした。
生産者の方たちが、毎日「子どもたちが食べるものだから、大切に安全にと思いをこめて育ててくださっている」食べ物ばかりだから、これからも感謝していただきたいですね。
4年「この星座は?」1/21
Jamboardで授業。
「この星座の名前は?」
「オリオン座です。」
「昨日見ました。冬の大三角も見ました。」
いいね。名前はよく知っています。それは予習になります。
星座の名前を知っていても、星座の形は分かっているかな?と考えての課題を考えました。
「ペアで考えて、星をつないでオリオン座の形にしなさい。」
自由に線で結ばせたら、いろいろあって驚きました。
思った以上に形は知りません。
正解を見せたら「あー!」と反応。この形を見たことがあるんだね。
作業中、他のペアの線引きを見て、Aさん「間違っていても笑ってはいけないよ。」
この言葉を紹介しました。プロジェクターで各ペアの線引きを見ていて、笑いが起こると
「笑ってはいけないよ。」と言う子も。
でもね、“笑うこと”が悪いわけではありません。“悪意”のある笑いがいけないのです。
だから、全ての笑いを取り締まって「笑ってはダメ!」としなくてもいいかな。
ちなみに星座の線引きは、はっきりした細かいルールがありません。
正解は一つでありませんが、だいたいの形は決まっています。
下は左右ともオリオン座ですが、形が違います。
「夏はサソリ座、冬はオリオン座です。」は正確ではありません。冬でもさそり座は明け方に見えます。
今日の献立は、「ごはん、味付け海苔、鶏肉と里芋のさっぱり煮、やまじ丸のお好み揚げ、ぽんかん、牛乳」でした。
今日は、四国中央市産の山の芋、やまじ丸を使ってお好み揚げにしました。
材料は、お好み焼き用の粉、青のり、かつおぶし、水、すりおろしたやまじ丸、いか、きゃべつとねぎ、を順番に混ぜていって、ひと口大に揚げていきます。
3000人分を手作りしているので作業はとても大変ですが、プロの調理員さんが、鮮やかな手つきで次々とおいしそうなお好み揚げを作ってくれていました。
子どもたちが食べやすいだけでなく、中心まできちんと加熱できる大きさに整えて揚げ、揚げた後も、子どもたちが食べる時にカラッとおいしく食べられるように!と蓋をするタイミングにも気をつけて作業をしてくれています。
やまじ丸独特の粘りが、調理員さんの愛情でふっくらとした柔らかさに変わって、おいしさ100倍でした。
鶏肉と里芋のさっぱり煮も、ポン酢で簡単に味つけができます。
家庭でも、四国中央市の特産品、やまじ丸や伊予美人のおいしさを味わってみませんか。
今日の献立は、「食パン、苺ジャム、ぶりの新宮茶唐揚げ、かぶのゆずドレッシングサラダ、蒸し上げ雑炊、伊予柑、牛乳」でした。
蒸し上げ雑炊は、昔、お祭りの時や、親せきや近所の人が集まる時などに食べていた料理で、土鍋の中に、大根葉、えびじゃこ、里芋、みそ、米を重ね入れ、えびじゃこや煮干しのだしを加えて蒸しあげて作っていました。
学校給食では、3年前から、蒸し上げ雑炊(材料や、作り方を大量調理用にアレンジしたもの)献立に取り入れていました。今日も、調理員さんが、市内産の大量の里芋や、ほうれん草、えびちくわを切ったり、いりこだしをたっぷりとって、とびきりおいしく作ってくださいました。
さて、今日は、その蒸し上げ雑炊が、NHKの「宝メシ2021」でグランプリをとったので、市の広報さんと、四国中央テレビさんが、取材に来られました。
代表で、3年生の学級で取材をしましたが、準備の時からだったので、子どもたちはちょっぴり緊張。。でも、もりもり食べ始めました。おいしく食べている様子も撮影は続きました(でも、感染防止のため、マスクをはずしている間は無言で笑顔!(^^)!)が、今日は特別ゲストの市農業振興課の西岡さんから、地産地消のお話も一生懸命聞きました。
最後は、インタビューを受けて「蒸し上げ雑炊は、なつかしいおいしさだなと思いました。」「いろんな野菜の味がでていておいしかったです。」「愛媛のおいしい味がしました。」と、たくさんの素敵な感想を伝えることができました。
最後の「蒸し上げ雑炊、だ~いすき!」はとびきりの笑顔でした。
給食の郷土料理も地場産物も、ただ知っているというだけでは、いずれ、なくなってしまうと言われています。
みんなで食べたり、一緒に作って言葉で伝えたりすると、その良さや歴史に気付くことができます。
愛ある愛媛の味を食べて、作って、次の世代へつないでいきましょう。
1月26日(火)の5校時、宇摩法人会から講師をお招きして租税教室を行いました。6年生は、社会科の授業で税金の勉強をしていたので、税金の大切さを理解した上で臨みました。「税金はない方がいいと思う人?」の最初の問い掛けに、自信を持って全員が手を上げませんでした。税金が私たちの生活を支え、なくてはならないことを、アニメや講師の方の説明を通して、より深く教わりました。未来の担い手として、立派な納税者となっていくことでしょう。