三島小ダイアリ
10月27日(水)、人権同和教育参観日でした。コロナの影響で人数制限をしていましたが、たくさんの方に来ていただきました。また、真剣に授業を見ていただいたり、学年懇談会の人権学習に参加していただいたりと、保護者の皆様の熱意に感謝します。
教師は道徳科の時間を大切にしています。そして、道徳科の時間を楽しみにしている子どもたちが多いです。人としてどう生きるか。誰一人取り残すことなく、みんなが幸せに生きるにはどうすればよいか。子どもたちの心は、学びと生活が結び付き、どんどん成長しています。
さて、土曜日はPTA環境整備作業・資源回収もあります。学校に来ていただく機会が頻繁で申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。ちなみに、読み聞かせの方は3日連続ですね。


「三島小コミュニティ・スクールだより」第16号を発行しました。どうぞご覧ください。

家庭科で初めての調理実習をしました。「お茶(新宮茶)とおいり」です。
前時に調理実習の手順を確認したり、班で役割分担を決めたりしていました。新しくなった家庭科室で、矢野先生の話をしっかり聞いています。

とっても分かりやすい板書です。「安全・衛生」大切ですね。

水を計量したり、湯呑を洗ったりと班のみんなで協力する姿は素敵ですね。

いよいよ、試食です。「新宮茶もおいりもおいしい。」という子どもたちでした。今度は、お家で美味しいお茶を淹れてくれると思います。楽しみに

最後に、栄養教諭からの言葉です。
藤田先生:お互いに声をかけながら協力して安全に実習ができましたね。次は何を作るのか楽しみですね。
矢野先生:みんなで協力しておいしいお茶が淹れられましたね。これからも班で協力して楽しい調理実習にしていきたいですね。
三島小ダイアリ
体育(マット運動)
先週からマット運動を始めました。三島小学校では、体育ミニマムを設定し、各学年で達成したい目標を定めて取り組んでいます。マット運動の6年生の目標は「側方倒立回転」です。今回は、ICTを活用し、より美しい動きを目指して取り組みます。まず初めに、教室でお手本の動画を見て、体育館に向かいました。そして、担任から再度ポイントを聞いたあと練習を始めました。何度かチャレンジし、できた子は友達にアドバイスたり、動画に撮って確認したりしながらみんなが達成できるように練習しました。動画を見ると、自分の膝が思うように伸びていなかったり、目線が違っていたりすることがよく分かり、そこを改善して練習に取り組むことができました。




この活動の中でも、マット運動が得意な子は、友達にコツなどを一生懸命教えていました。「いい感じ」「おしい」など、友達を励ます声がたくさん聞こえてきました。体育でも助け合い、教え合いを大切にして活動する姿を見て、とってもうれしくなりました。
プログラミングで自作のゲーム作成!!
パソコンが得意なRさん。クラブ活動で習ったプログラミングのアプリを使用して、0から自作のゲーム作りに取り組みました。そして、ついに自作のゲームを完成させ、見せてくれました!


その完成度の高さに、友達も担任もびっくりさせられました。Rさんに将来の夢を尋ねると、はっきりと「プログラマーになることです!」と返ってきます。「自分の好き」が、将来の夢に繋がってほしいです。応援しています!
校内音楽会に向けての練習が始まっています。
学年が上がるにつれて曲のレベルもアップします。
そのため、個人練習では、細かいリズムや曲全体の流れをつかむことが難しくなってきます。

そこで、6年生では、楽器別の模範演奏動画をクラスルームに投稿し、練習中に活用しました。
分かりにくいところを繰り返し練習しています。

友達と教え合う姿も。

心を合わせた演奏を目指して、どの学年もやる気いっぱい頑張っています。
校内音楽会は11月12日(金)の予定です。
「真鍋氏 ノーベル賞~温暖化の予測法開発~」10/6
1960年代。今から約60年前です。真鍋さんは地球の大気の動きを再現する方法を開発。
大気中の二酸化炭素が増えると、気温が上がることを、コンピューターで計算して数値で示しました。
私が地球温暖化のことを知ったのは約40年前。
ハワイの観測所が、大気中の二酸化炭素の濃度が年々上がっていることを報告。
二酸化炭素を大量に出し続けると、気温が上がって、地球の環境が大きく変わります。
生活や命の危険が警告されました。でも、二酸化炭素は増え続け、“気候危機”と言われるようになっています。
なぜ減らせずにいたのか?
「二酸化炭素を減らす=使えるエネルギーが減る」です。
たとえば電気エネルギー。使える電気が減ったら?
「昔の不便な生活にもどるのは嫌だな。」
「まだ、大丈夫じゃない?」
「二酸化炭素が増えると、本当に温暖化するの?」と疑う科学者もいました。
真鍋さんの研究を基に活動してきたIPCCは活動が評価されてノーベル平和賞を受賞。
今年の報告で「地球温暖化の原因は二酸化炭素の増加が原因」と断定しました。
そして真鍋さんのノーベル物理学賞です。

これで、二酸化炭素を減らす社会にする動きが進むことでしょう。
しかし、これまでの気候危機で奪われた生活と命は取り戻せません。これ以上の犠牲を増やさないために、私たちも具体的な行動をする必要があります。
大人は今の子どもの未来の社会のために。子どもは、自分が大人になる時の社会のために。
真鍋さんはアメリカ国籍。アメリカ人です。
最近の日本人のノーベル賞受賞者は外国籍が増えています。自由に研究・議論がしにくいからだそうです。
優れた素質がいるのに、日本では生かされない。
この環境を変えないと、「二酸化炭素を減らす社会」の実現は、世界に遅れをとるのでは?

★私が二酸化炭素の増加による地球温暖化の危機を知ったのは高校生の頃。
危機感をつのらせた科学者が国際会議を開いて、各国のリーダーに訴えました。
そこから始まったCOP(気候変動枠組み条約締約国会議)。3回目は日本の京都で、26回目の今年はイギリスです。