学校給食週間5日目の献立は「みかんパン、きびなごのカリカリフライ、七折小梅ドレッシングサラダ、裸麦と里芋のポタージュ、牛乳」でした。



今日は、愛媛県各地の特産物を使った献立です。
愛媛県産の100%みかんジュースで焼いたパン、宇和海で水揚げされたきびなご、砥部町の七折小梅で作ったドレッシング、そして伊予美人と裸麦で作ったポタージュです。
学校給食週間中には郷土料理や地場産物をたくさん紹介しましたが、家で給食の話題が出てきたでしょうか?
郷土料理も、地場産物もただ知っているだけでは、残念ながらいずれなくなってしまうかもしれません。
私達が実際に生活の中で食べたり選んだり、自分で作ることで初めて誰かに伝えていけるものです。
子ども達と一緒に愛ある愛媛の味を作って食べて、次の世代へつないでいきたいですね。



学校給食週間4日目の献立は「裸麦粉パン、豚肉のみきゃんソースかけ、和風サラダ、蒸し上げ雑炊、牛乳」でした。
蒸し上げ雑炊は、旧宇摩地方から伝わっている郷土料理です。
もともとの作り方は、大きな土鍋に、下から大根葉、米、里芋、えびじゃこを重ね、一番上にみそをのせ、だし汁を加えて、ゆっくりと蒸し上げていたそうです。
今日の給食では、うまそだち(米)、伊予美人(里芋)、市内産の野菜、煮干しのだしを使って作りました。
また、みきゃんソースは、愛媛県産のみかんを使った甘酸っぱいソースで、パンは生産量日本一の愛媛県産裸麦で作られたパンです。
愛媛と宇摩地方の味を、たくさん味わうことができた給食でした。




学校給食週間3日目の献立は「新宮茶めし、いもだき、ブロッコリーと卵の甘酢和え、牛乳、おいり」でした。
米と砂糖で作る素朴なポン菓子「おいり」は、地域の郷土菓子です。昔は、結婚の引き出物として近所によく配られていたので「お嫁さんのおいり」とも呼ばれていました。
四国中央市だけでなく東予全域で、お祝い事の「幸せのおすそ分け」として親しまれていたそうです。
子ども達に「食べたことがある人?」と聞くと、学年にもよりますが、3分の1くらいの子どもは食べたことがありませんでした。
昔から地域で親しまれてきた味を忘れないでほしいと願って、多くの方々に働きかけたところ、今回初めて給食で取り入れることができました。
今日は、特産品の新宮茶や伊予美人と一緒に、地域の良さをかみしめてほしいと思います。


学校給食週間2日目の献立は「ごはん、卵のベーコン巻き、おひたし、石花汁、牛乳」でした。
石花汁は、大島石の切り出しで有名な今治市宮窪町の郷土料理です。
海風が強い冬、山から石を切り出す作業は、とても大変な仕事でした。
そんな時、体を温め疲れがとれるようにと、魚介や季節の野菜を使ったみそ汁を作り、焼いた石を入れて冷めないようにしたので「石花汁」と呼ばれるようになったそうです。
今日は、愛媛県産の鯛のほぐし身を入れて作りました。
今治に伝わる郷土料理「石花汁」を味わって食べることができました。

今日の献立は「コッペパン、すり身とひじきのふわふわ揚げ、刻み大豆和え、パンプキンポタージュ、牛乳」でした。
ふわふわ揚げは、白身魚のすり身、ひじき、豆腐、卵、ごぼう、人参、枝豆、でんぷん、ベーキングパウダーを混ぜ合わせて、一口大にしてから油でカラッと揚げています。
たった1つでたくさんの栄養がとれるヘルシーフライですね。冷めてもおいしいので、お弁当のおかずにもぴったりです。


1月24日から30日までは「全国学校給食週間」です。この週間には「学校給食の歴史を知り、食に対する関心を高めよう」「地場産物や郷土料理を知ろう」という意味があります。給食週間中には、愛媛県内の郷土料理や、地場産物を毎日取り入れています。
この機会に、子ども達が給食で食べた感想や、お家の人が食べていた給食の事など、一緒に「食」について話してみませんか?
今日の献立は「フィッシュバーガー(コッペパン、魚フライ、ボイル野菜、タルタルソース)、あんかけうどん汁、牛乳」でした。

フィッシュバーガーは、人気のパンメニューです。1,2年生も、楽しそうに魚、野菜、タルタルソースをパンにはさんで食べることができていました。好きなものは、本当に上手に食べられますね!(^^)!
寒くなると、汁物などは子ども達に少しでも温かいうちに食べさせたいなと思います。そこで今日は、野菜たっぷりのうどん汁を仕上げる時に、水溶き片栗粉を入れてとろみをつけ、冷めにくくする工夫をしました。食欲が落ちている時や、微熱がある時にもおすすめの食べ方です。


今日の献立は「麦わかめごはん、豆腐と白菜のチゲ、豆の天ぷら、牛乳」でした。
「豆天」は、昔から地域で食べられていた郷土料理です。昔は、畑や田んぼ、庭の隅に育てていた豆を使って、いろいろなおかずを工夫して作っていました。そこで、煮豆を天ぷらにして食べる豆天もできたようです。また、お祭りの頃には、この煮豆を五目寿司に入れて食べることもありました。
初めて食べるという子どもたちは興味深々「豆天って意外とおいしいね。」「お芋の天ぷらの味がするよ。」と味わって食べていました。
大切したい故郷の郷土料理ですが、最近では食べられなくなっています。学校給食を通して、地域の食文化を知ってほしいですね。
今日は、1年生の生活科の授業「ふゆをたのしく」を紹介します。
今年の冬は、暖かい日と寒い日が極端ですね。
今日は日差しは暖かいのですが、北風が強いです。
寒い日は、子どもたちも教室の中にこもりがちですが、1年生は違います。
冬の季節風を利用して、楽しく勉強したり遊んだりしています。
大きなゴミ袋で、北風を捕まえます。
その場でゴミ袋を広げたり、友達と協力したり、走って捕まえたりと・・・。
子どもたちにかかると、冬の寒さも楽しい遊びに変わります。
遊びを通して、冬の季節の特徴や風の性質などを学習していくのですね。
それから、心も体も鍛えられていることでしょう。









1月15日の献立は「くるみパン、ポークシチュー、かぶのゆずドレッシングサラダ、牛乳」でした。学校給食では、塩分をひかえた自然の味を大切にするために、シチューを作る時には、市販のルウではなく、バターと小麦粉で作っています。豚肉とたっぷりの野菜のうまみと、やさしいとろみのポークシチューを味わいました。

1月16日の献立は「コッペパン、いかのさらさ揚げ、ジャーマンポテト、わんたんスープ、牛乳」でした。さらさは、インドから伝わった赤茶色のさらさ布にちんなでつけられた名前です。いかの下味と片栗粉の衣にカレー粉を入れて油で揚げます。いかの淡白な味と、少しピリッとしたカレー粉がよくあう人気メニューです。

1月17日の献立は「ごはん、おでん、ドレッシングサラダ、キウイ、牛乳」で、豊岡小学校の6年生が、家庭科の学習で考えた献立です。五大栄養素のバランスはもちろんですが、季節料理のおでんには、旬のれんこんを使って工夫した献立でした。



1月18日の献立は「ほうれん草カレーライス、白菜とりんごのサラダ、牛乳」でした。学校給食の野菜は、地産地消・野菜部会の皆さんが育ててくださっています。今は、ほうれん草の最盛期で甘味があっておいしいほうれん草が元気に育っています。今日は、寒川町の飛鷹恵子さんが育ててくださったほうれん草を使って作りました。おひたしや、ソテーだけでなく、カレーやシチューにも入れてもおいしく食べることができますね。ビタミン、ミネラルたっぷりのほうれん草を食べて、インフルエンザに負けないよう免疫力を高めましょう!