4年 Aさん「耳をふさぐと自分の声が大きくなるのは」7/26
私「何で耳をふさぐと、自分の声が大きくなるんだろう?」
母「何でだろう?」
兄「どうだろう?とりあえず調べたら?」
*以下は原文を分かりやすいように変えています。
自分の声は空気を伝わる音(空気伝導)だけでなく骨を伝わってくる音(骨伝導)が聞こえます。
この二つによって聴覚センサーで音が聞こえます。このため耳をふさいでも骨伝導によって声は聞こえます。
耳をふさぐと音は大きくなります。声はのどにある声帯で出す音が、口と鼻の空間で共鳴することで大きくなります。
音の質も変わります。
★相手に伝わるのは「空気伝導」の声。自分に聞こえるのは「空気伝導+骨伝導」の声。
だから録音された自分の声が違って聞こえます。耳をふさいで、しかも黙っていても、音が聞こえます。
これは筋肉が動いている音が骨伝導で聞こえています。
5年 Bさん「穴を掘るクモがいる?」8/5
弟の読書感想文を読みました。そこに、“穴を掘るクモ”が出てきます。
ぼく「本当に、そんなクモがいるのかな?」
いとこ「そんなの知らない。」
弟「知らないけど、たぶんいるんじゃない?」
ぼく「じゃぁ、調べてみよう。」
穴を掘るクモはいます。穴を掘って、袋状の巣を作ります。エサはダンゴムシ、ワラジムシなどです。
ぼく「すごい!本当に、そんなクモがいるんだね。」
弟「ほら、いるって言ったでしょ?」
ぼく「クモにも、いろんな種類がいるんだね。」
弟「他にはどんな面白いクモがいるんだろ?ぼくも理科レポートが始まってほしいな。」
ぼく「ジグモの巣を見たいな。」
★地下から壁にそった煙突みたいな巣を作ります。メスは外には出てこないとか。
6年 Aさん「炭酸の始まり」8/9
ぼく「昨日、開けたコーラ、炭酸が抜けているね。おいしくないなぁ。」
母「なんで炭酸が入っていたら、おいしくなるのかな?」
ぼく「そう快感があるからじゃない?」
炭酸ガスを含む飲料は、2000年以上前から飲まれていた。
古代ローマ時代に天然の鉱泉や温泉を飲んだことが始まりです。当時はつぼに入れて運んでいました。
日本に初めて炭酸飲料が伝えられたのは江戸時代の終わり。
1853年にペリーが浦賀に来た時、炭酸レモネードを江戸幕府の役人に飲ませています。
母「そんなに前からあるんだね。」
★ペリー提督のレモネードはどこで作ったのかな?
4年 Bさん「セミは地上に出たらすぐ死ぬのは」7/26
ぼく「土の中は涼しくて、地上は暑いからすぐに死ぬのかな?」
母「一生けん命に鳴いて、体力を使い果たすから?」
弟「太陽の暑さに耐えきれないから。」
妹「太陽が熱いから。」
弟「土の中と地上の気温の差が大きくて、体温調整ができないから。」
父「土の中で一生のほとんどを過ごしたために、外に出てきても、あまり生きられない。」
大人のセミ(成虫)の生きる目的は、子どもを残すことだけ。子どもを残せるだけの期間生きれば十分なので、長生きしない。
体が、もともと長生きするようにつくられていない。
★セミは土の中で数年。地上で約一ヶ月は生きます。
4年「水を熱していくと」11/4・5
〇最初の予想
A「上がり続ける」B「途中で上がらなくなる」C「限度にきたら下がる」
〇ビーカーの水で予備実験→予想の修正
Aが減ってBを選ぶ人が増えました。
〇本番(温度変化と画像を記録。次の授業でグラフにします。)
実験前(水面に目印)
ふっとう中
実験後(水面は目印より下)
〇感想
・Aさんが、とても頑張っていて、すごいと思いました。
・水がふっとうしたらブクブク が出てきて、ふっとう石を入れたら変化しました。
・ふっとうしている水に、ふっとう石を入れたら、大きな粒の泡から細かな粒の泡に変わりました。
・99℃で止まって、しばらくし て100℃で止まったので、も う少し上がってほしかった。
・みんなと仲良くできました。 少し怖かったけど、みんなと一緒だったのでできました。
・Bさんの記録が分かりやすかった。Cさんが30秒ごと に言ってくれて温度が測りや すかった。Dさんがしっかり画像を撮ってくれた。
・記録係で、99℃で上がら なくなったので、「これぐらい で変わらないのか」と思いま した。
見やすい記録
5年「川の予想」11/5
〇【前回】上流→中流→下流の変化の予想。「川幅」「石の形と大きさ」「流れの速さ」
「正解はなしです。」
「えー!」
私の方が「えー!!」ですよ。
「下流ほど水の流れが速くなる」は、加速すると考えたのでしょうが・・・
「川幅が、だんだん狭くなる」と考えた根拠は何でしょうか?
〇NHKの動画で多摩川の様子を見て、再チャレンジの予想図。
・上流
・中流
・下流
★2組はほぼ全員正解。1組はまだばらばら。でも表現が豊かです。
★1組の再予想図(一部)
〇1組代表のモデルに選ばれたのはAさん。動画の様子を、よく表現できています。
★「新宮の川を思い出して」予想した人もいましたが、四国の川は曲がりくねっているので、この予想はしにくかったのかも。
山に出かけた時は、上流から下流まで 川を観察しましょう。
6年「しま模様をつくるには」11/5
・重い粒ほど下に沈む。・小さな粒は上に上がる。
★「下に沈む」「上に上がる」は違います。
・大きくて重い粒から沈む。芽衣子さん
・小さい粒は浮かび、大きい粒は先に沈む。大きな粒が下のAが合っている。
・粒が大きいほど重いから、大きい粒から沈む。
★上手に説明できました。
〇少数意見のCを選んだ理由
・沈むスピードと大きさは違う。
★そのとおり。大きくても軽い粒。小さくても重い粒があるけれどね。
・水の中に土の粒をきれいに並べても、くずれるのでAとBは違います。きれいに並んでもCのようにくずれます。
★この感性はすばらしい!「粒がくずれずに並ぶのはなぜ?」の?につながるからです。
2回目、勢いよく土砂混じりの水を入れても、先に入れた土砂と混ざらないことを不思議に思いましたか?思いませんでしたか?
〇「もう一度、土砂水を入れたら?」の予想図
E、混ざらず2層になる F、混ざって1層 G、全部混ざってバラバラ
正解はE。画像は◇さん。上手に撮れています。
・・・でも、この班。1回目を失敗していますね。一番下に泥の層があります。
★自然には例外がつきもの。そこに気付けるか、そして、その気付きを大事にするかです。この感性が大事。
「どうして?」のある生活をしよう。日々が楽しくなりますよ。
5年「川のことで知っていること」11/2
上流・中流・下流での「石の形」と「石の大きさ」「水の流れの速さ」を図で予想します。
■は角ばった石(四角や立方体ではありません)、●は丸まった石の形を表します。
↓は流れの速さ。長いほど速く、短いほどゆるやかを表します。4
〇1組で選ばれた5つの予想と2組の感想
・AさんとBさんが、知っていることをたくさん書いていてすごかったです。
★同様の感想が、多数ありました。
・分からない時は、となりの席の人や班の人と協力します。
・ 23個書けてうれしかった です。夏休みにの川に行ったのでたくさん書けました。
意見を共有したときはいろいろな人の意見を読んで「こんな考え方もあるんだ」と気付かされ楽しかったです。Bさん
・中流と下流は少し速いと思うけど、上流の方が速いと思います。
・川の下流の方が流れがゆるやかだと思っていたけど、班で相談して意見を変えました。
川には角ばった石はないイメージです。大きさは考えるのが難しかったです。
・川の予想が難しかったです。新宮の川を思い出しながら予想しました。全て石は四角にしました。
石は最初四角で、川の流れで丸くなると聞きました。流れが小さいところは、まだ四角だと思います。
・お父さんと今年川に行き ました。行ってどうだったかを 思い出しました。いとこと魚を見たり高い所からダイブしました。
★班活動で生活体験の話が聞こえましたが、想定以上にいろいろな予想図が出てきました。でも具体的な感想が増えたのは◎です。
自然の姿は教科書通りではないから・・・いいかな?
6年「地面を掘ると」11/1
地面を掘った穴の断面は?班で相談しながら、自分の予想を描きます。
〇模様なし
〇虫がいます
〇しま模様
〇授業の感想
・土の色、粒の大きさ、土の種類が違うことが関係していました。すごいと思いました。
・海の砂浜にも縞模様があると知ってびっくりしました。
・土のしま模様は、古い土との関係があるのかな。
・どうして色が変わるの かは知らなかったので、友達と予想するのは楽しかったです。
・まさか同じ土でも違うものがあるんだなと思いました。
・しま模様だったので、きれいだな。
・土は何種類もあること に「えっ」と思いました。
・がけや砂浜の表面を見たことがありません。山におじいちゃんの家があるので見てみたいです。
★山にドライブしたときに、崖を観察しましょう。
・今回久しぶりに自分の経験を通して発表ができました。
★経験から。考えるは◎です。
・考えすぎて間違えました。次は気をつけます。
★迷っても答えを決められるようにがんばろう。
・岩の断面はしま模様なっているのかな?
・月には地層があるのかな?
★二人の疑問は面白い!自学で調べましょう。
★しま模様です。土の「色」「粒の大きさ」「種類」の違いからできます。
6年 Aさん「あのトマトについて」10/24 自学
コハルトマトについて。ついに収穫できました。
大きさ直径1.8cm。実の下側は日焼けしていて、皮はかたい。花はいっぱい咲きました。
実は最初の一個しかな りません。驚いたこと。普通、トマトには種がありますが、こ のトマトにはありませんでした。
私の考えでは、養分が足りなかったからかな。
自学ノートに実物が貼り付けられています。
「このトマトをはった理由は?」
「実になったのは、これだけでした。」
「このトマトを半分に切っているのは?」
「種がないことを見せるためです。」
「なるほど。」
★「種なしトマトが突然できるのはおもしろい。」と思って、半分に切ったトマトをスマホで撮影。
画像を最大拡大して観察すると、白い粒が見えました。成熟していない種子です。
理由は二つかな?
①気温が低くなったので昆虫が来なくなって、受粉ができなかった。
②気温が低くなって種子の成熟が遅れた。
「運動場にスイカ?」10/21
3年生が、昼休みに報告にやってきました。
「運動場にスイカができています。見に来てください。」
「昼休みは終わります。後で見に行きます。」
“探検の森”を探しましたが見当たりません。
よく聞くと、防球ネットの所でした。
確かに小さなスイカの実がなっています。葉の形もスイカの葉です。
「どうして、あんな所に?」
「お弁当でスイカを食べて、種を捨てた?」
「鳥が種を運んだ?」
謎は深まりますが、誰かと話し合うのは楽しい。
スイカにとっては環境の悪い場所です。気温も低くなります。どこまで育つかな?
★1493にヒキガエルの動画を追加
6年「知っていることは」10/29
火山と地震に関することを、班で相談しながら、5分間でいくつ書けるか?
自分が知っていることを出し合いながら、素敵な会話ができていました。
結果をテキストマイニングしました。
「感想」は、たくさん紹介するために、一部切り取りで載せています。
〇火山について知っていること
・毎日、鹿児島の桜島は噴火している。
・四国には火山はない。
・江戸時代に富士山が噴 火した。
・300年以内に噴火したこ とがある火山を活火山。
・噴火した近くの地域は、火山灰がなくなるまで生活できない。
・噴火すると火山灰で、洗たく物が干せなくなる。
・火山灰が肺に入ると危険。
・マグマは1000℃以上。
・溶岩が水に触れたら軽石になる。
・火山の熱で、いろいろな所で温泉がわいている。
・噴火で島ができる。
・地形が変わる。
★海底火山の噴火でできた大量の小さな軽石が日本に流れてきています。被害が出てきています。
そのうち瀬戸内海の海岸にも届くでしょうから、海岸に注目です。
★10月20日に阿蘇山が噴火しました。
〇地震についてしっていること
・東日本大震災で電子力発電所が大変なことに。
・東日本大震災の地震は 南米のチリまで届いた。
・中央構造線断層帯
・地震がおきると電気、水道、ガスが使えなくなる場合もある。
・南海トラフ地震は30年以内に起こる。
・地下のプレートがずれることで地震が起こる。
・日本はプレートが三つ重なっている。
・南海トラフ地震では、四国中央市は震度は6弱。
★最大での見込みです。
・関東大震災では火事の被害も大きかった。
★デマで悲惨な事件が起きました。デマで混乱しないように判断力を育てておこう。
・食料をめぐって争い
★ものすごく高く売って金儲けしようとする人がいましたが、無償で炊き出しを行うたくさんの人もいます。
・医療が崩壊する
★阪神淡路大震災では、命の選別がありました。
被害者が多すぎて医者が足らない。全ての人を治療できない。助ける被害者の優先順位がつけられました。
・S波とP波がある。
★「S極とN極がある」と書いている子も。揺れに二種類あることを知っている子がいることに驚きです。