理レポ「ピーマン・冬眠」1527

2022年1月17日 06時00分

5年 Aさん「ピーマン」12/27

夜ご飯にピーマンがでました。

妹「ピーマンって苦いから嫌い。」

私「私もあまり好きじゃない。」

妹「まずピーマンって、何でこんなに苦いの?」

私「調べてみるね!」

苦いのは、ピーマンに含まれている天然の毒が原因です。

この毒の正体はアルカロイドという成分です。この成分が含まれているのは、ピーマン が自分自身を守るためです。

他の生き物に食べられないように、ピーマンは毒を出して自分を守っています。

この毒は、人間の体には害がなく、「ちょっと苦くて嫌だな」くらいにしか感じません。

動物にとっては、逃げ出したいくらいの苦さに感じることがあるようです。

私妹「ピーマンが苦いのは、ちゃんとした理由があったんだね。」

★キャベツはモンシロチョウの幼虫にかじられると、幼虫を退治するコバチを呼ぶ匂いを 出します。

 森の香りも殺菌作用があります。苦く感じる動物は何がいるかな?

 

6年 Bさん「冬眠する生き物・しない生き物」12/31

私「冬になって冬眠する生き物と冬眠しない生き物の  差ってなんなん?」

母「そうやなぁ~。クマとかリスは冬眠するけど、鳥は冬眠せんしな。」

私「鳥は冬になると暖かい場所に移動するけん?」母「でも暖かい場所に移動しない鳥もいるじゃん?」私「冬レポで調べてみる。」

母「予想は?」

私「冬になって体が冷える動物は冬眠して、体温を調節できる動物は冬眠しない!」

冬眠しない動物は多く、哺乳類と鳥類。でも小型の哺乳類は冬眠します。 冬眠するしないの差は、自分を温める能力があるかないかです。

母「体温を調節できるかどうかの問題やな。」

私「私の予想はあっている!」

★親子で話し合っている会話が優れています。こんな会話をしてほしいな。

理レポ「氷・ドライアイス」1526

2022年1月14日 06時00分

5年 Aさん「氷はなぜ滑る」12/26

フィギュアスケートのニュースを観ていました。

私「何で氷って滑るん?」

母「光で氷の表面が磨かれて滑るんじゃない?」 

私「なるほど・・・調べるか。」

母「そうしな。」

インターネットで調べました。

氷の表面と靴底の間に“摩擦”が生じると熱が発生して氷が溶けます。水の膜ができます。そこだけ“水が流れる”ことによって滑りやすくなります。

“摩擦”とは、物と物がこすれることです。寒い時に手をこすると温かくなりますね。

★スケートで氷が溶けて水になっても、氷が冷たすぎるので、すぐに氷に戻ります。

 

5年 Bさん「ドライアイス」12/25

★画像に加えて、説明の図も描いています。よく工夫しています。

 “個体”は“固体”です。テストで間違う人が多いので注意。“昇華”とは固体から直接気体になる現象。普通は固体→液体→気体です。

理レポ「温泉・雲」1525

2022年1月13日 06時00分

6年 Aさん「火山がないのに温泉?」12/29

ぼく「テレビで人気温泉ベスト3に道後温泉が入っていたね。

   温泉って火山と関係あると思っていたけど、愛媛や四国には火山はないよね。どうなっているのかな?」

祖母「私も不思議に思うよ。だけど同じような仲間に兵庫の有馬温泉や和歌山の白浜温泉がある。」

ぼく「近くに火山があって温泉がわき出している別府温泉、箱根や熱海の温泉と別ものかな?」

考えれば疑問は深まるばかり。調べることにしました。

道後温泉の場合。古い白亜紀の四国には火山がありました。その時代の花崗岩が深い所 で、まだ熱を残しています。

そこで温められた地下水が、中央構造線(断層)の近くにある割れ目に沿って上がってきて噴出しています。

火山の近くで噴出しているのは火山性温泉。道後温泉は非火山性温泉です。

 

ぼくも“三島の湯”じゃなくて、道後温泉に行ってみたいです。

★四国はどこを掘っても温泉は湧くそうです。量と温度で商売になるかならないかです。

 

6年 Bさん「雲と空が半分に!?」12/29

12月21日、車で学校に行っている時に初めて見る雲を見ました。

私「見て!空と雲が半分に分かれているよ!」

母妹「本当だ。すごいね!」

私「何でだろ?冬休みにクロームブックを持ち帰るからインターネットを使って調べてみよう。」

母妹「調べたら教えてね。」

この現象は瀬戸内海周辺で起こっています。寒冷前線に伴います。前線は暖かい空気と冷たい空気の境界で、そこに雲ができます。

境界 に直線状にできた雲が通過すると、地上から見ると空が真っ二つになるように見えます。

★温かい空気と冷たい空気の塊がぶつかると混じり合いません。そこに境界ができます。 これが前線。ここに雨雲ができます。

 どちらの勢いが強いかで雨の降り方が違います。

理レポ「ハト・ダイコン」1524

2022年1月12日 06時00分

新年になりました。新しい自分に変わるチャンス。スタートを大事にしましょう

レポートの提出はロイロノートの提出箱に」は夏レポも冬レポも同じ。

夏レポは夏休み中の提出は0でした。冬レポは12月中にも提出がありました。

ロイロカードのカードでの提出も。クロームブックの使い方が上達しました。

 

6年 Aさん「ハトが首を振って歩く理由」12/31

神社に首を前後に振って歩くハトがいました。

私「どうして首を前後にしているんだろう?」

母「ハトの首の骨は曲がりやすいのかな?」

姉「骨じゃなくて筋肉じゃない?」

クロームで調べました。

ハトの目は横についています。歩くと景色が上下に揺れます。

その景色を目で追う必要がある一方、ハトの眼球は大きくてキョロキョロ動かせません。

そこで頭を景色に対して静止させるために、頭を振ります。

★高校で陸上のハードル走で教わりました。「頭の高さを一定に保って走れ」

 ハードルを飛び越える時、飛び上がった分だけ頭を下げるようにかがめました。これと同じ?

 

5年 Bさん「二足のダイコン」12/27

弟と父でダイコンを育てています。すると二足のダイコンを見つけました。

僕「何で二足のダイコンができるのだろう?」

兄「調べてみよう。」

ダイコンの根が育つ方向に石などの障害物があると、それを避けようとして二足になる。短いところで生長が止まった根は割れやすくなる。

割れたところから股根に多いため、水に近いところでは股根が出やすくなる。

僕「障害物を避けようとして二足になってしまうのか。」

兄「これから石がないことを確かめよう。」

ダイコンが二足にならないように頑張ります。

 

理レポ「6年と4年のふり返り」1523

2022年1月11日 06時00分

6年「2学期の振り返り」12/21・23 ~タイピングが格段に上達! 代表の一部紹介~

〇2組

ロイロノートでの授業は、2学期になって操作が分かってきて早く作業を進行できました。

ロイロノートの打ち込みも2学期になってだんだん上達して、早く打てて、ノートの提出が早くできるようになりました。

3学期は感想7行を目指します。

 

〇1組

できるようになったことは、実験の準備を素早くすること。

「テキパキと行動し、周りの人に迷惑をかけない。」を心がけたら意識しなくても自然とできるようになりました。

でも班全体では早くないので、3学期は班のことも考えて行動します‼

 

4年「2学期のふりかえり」12/23 ~テキストマイニングしてみました~

4年全体の「ふり返り」をテキストマイニング。

一番大きな名詞は「ロイロノート」です。「ロイロノートに慣れて上手に使えるようになった。」のような文が多くありました。

6年生も同じです。

 

 

理レポ「ヤナギ・ユリ」1522

2022年1月11日 06時00分

4年「皮のような物の正体は?」

「外掃除で見つけました。」

 

4年生が拾ったものを見せに来ました。何かの欠片?

「何だろう?何かの皮か?殻?」

「表面がすべすべしています。」

「そうだね・・・・これはヤナギの芽の殻かな。」

「ヤナギの殻?」

「新芽を守るための防寒着みたいなものです。」

「でも春に割れて芽が出るのに。暖かい冬だからかな。」

「見つけた場所の近くで探してごらん。」

一週間後、新たな欠片を見せにきました。今度のは全体が分かる欠片。

「ヤナギの芽を保護している殻です表面に柔らかい毛が生えています。」

「近くにヤナギがあるはずです。」

縦割り遊びの日。三階から運動場を見ていてヤナギに気付きました。背の高い木です。4年生は上は探さなかった?

 

「ユリの種は風で飛びやすい」

ユリの花びらが落ちた後、「種子をこぼさないようにネットが張られ ている。」と知ったのは、去年のオンライン講座の講評からです。

早速、庭にあったユリで確認しま した。ネットは確認できました。

で も中の種子は全部なくなっていたの で種子を確認できませんでした。

今年は確認。風に飛ばされやすい 平べったい種子です。ネットのすき間から飛んでいけます。


 

 

 

理レポ 5年「実験の合間に」、6年「金属を溶かす水溶液」1521

2021年12月27日 06時00分

5年「電磁石の実験の合間に」12/13

2時間続きの理科。1時間目が終わった休み時間。

「先生!これ見てください。」

上下の磁石の間に、小クギをはさんでいます。小クギは縦に2本つないでいます。

「これ面白いね。揺らしてみて。」

「おおーっ!くずれない!面白い。」

強く揺らしても倒れません。小クギも磁石になっているからです。

激しく揺らして倒しても、元に戻りました。

★こんな実験をしていました。

 

6年「金属を溶かす水溶液は」12/13

塩酸は金属を溶かします。アルミニウムと鉄で実験。

泡を出して溶けます。これは水素。水溶液を蒸発させると固体が残ります。

これに塩酸をかけても泡を出して溶けません。アルミニウムは塩化アルミニウム、鉄は塩化鉄に。

これを化学変化といいます。泡の正体は水素。確認に火をつけて爆発実験。

左:塩酸にアルミニウム    右:塩酸に鉄

 

 

 

 

 

 

 

 

左:塩化アルミニウム     右:塩化鉄

 

 

 

 

 

 

★塩酸の中にスチールウール(鉄)を入れると、水素の泡を出しながら溶ける。

 

〇金属がとけた水溶液を蒸発させると色が変わります。

〇金属は塩酸に溶ける。蒸発させて残った物は塩酸に溶けないのでびっくり。

〇水素に空気を混ぜた方が音が大きかった。火を近づけた時、火が見えた後に音が聞こえました。花火と同じ。音より光が速いんだな。

★すごいね。速さの違いを感じましたか?

〇水素の「ポンッ」が、すごくいい音に聞こえました。

〇爆発の音が想像より大きかった。福島原発の水素爆発は、これより大きな爆発が起きたと思うと怖い。森下さん

★水素の実験から、東京電力の福島原発の水素爆発を連想するとは、社会派ですね。

〇硫酸や塩酸は「酸」がついている。酸がつくものは危ないのかな。

★お酢の中の酸は「酢酸」。濃度が高いと危ないね。

理レポ「空気や水の体積は」1520

2021年12月24日 06時00分

4年「温めたり冷やすと、空気や水の体積は」

〇空気

空気は目に見えません。試験管の口に石けん水で膜をはり、膜がどうなるかで体積の変化を観察します。

まずは個人実験、試験管を握って温めます。

「少しふくらみました。」

「では、もっとはっきりさせます。」

次はペア実験。お湯と氷水で試します。上の画像です。

冷やすと体積が小さくなって「膜がへこむ」、ではなく「膜が下がる」に注意。

・空気の体積は変わらないと思っていました。自分が思ったより、冷やすと体積が減ったので驚きました。

・空気をふくらませた時に、石けん水の膜がふくらんだのが面白かったです。

・しおりさんが、みんなをまとめてくれました。

 

〇水    

空気と同じ方法で実験すると結果がそろいません。細い管をつけて班実験で確かめます。ハッキリと体積の変化が観察できました。

水の体積も温めると増え、冷やすと減ります。

★私が水(液体)の体積が「温めると増える」を実感したのは、ある冬に電子レンジで徳利にいれたお酒を温めた時。

 入れる前は徳利の口から見えなかったお酒が、温めると口から見えました。

 「授業で教えていた通りだ!」と感動しました。生活の中での実感が大事です。

 

 

 

理レポ「COP26、12月の桜、葉っぱの顔」1519

2021年12月23日 06時00分

「COP26閉幕」11/16

COPは地球温暖化をとめるために世界で何ができるかを決める国際会議。年に1回、国を変えて開かれます。

3回目は日本の京都。26年目の今年はイギリスです。

眞鍋淑郎さんが地球気候の温暖化の研究でノーベル賞を受賞。温暖化は人の活動による二酸化炭素の増加が原因とはっきりしました。

気候危機を防ぐために、二酸化炭素を出す量を大幅に減らすことが必要です。

でも、十分な国際同意は得られませんでした。議長は無念の涙を飲み込みました。

 

「12月の桜」11/28

気分転換に散歩。桜並木の土手を歩いていると。

「あれ?桜に花が咲いている。」

冬に咲く桜は知っていますが、花はもっと小さい。

立て看板には「河原津桜」とあります。

調べると「河原津桜の花が咲く時期は早くて2月」「まれに12月に咲くこともある」とありました。

まだ12月にもなっていないけれど、これも気候危機のせいなのかな?

科学クラブ「葉っぱの顔」12/9

落ち葉さんとドングリさんを描きました。コミカルな葉っぱさん、シュールな葉っぱさん。個性的な作品ができました。

ドングリさんは撮り忘れました。

持って帰って家族に見せましたか?

理レポ 6年「水溶液の仲間分け」1518

2021年12月21日 06時00分

6年「水溶液の仲間分け」12/10

A食塩水、Bうすい塩酸、Cうすいアンモニア水、D炭酸水の仲間分け。

ペア実験です。

リトマス紙で調べて酸性、アルカリ性、中性の三つに分けます。

酸性=酸っぱい

アルカリ性=苦い、触るとぬるぬる

中性=酸性でもアルカリ性でもない

A、B、Dは誰も間違えません。問題はC。とても微妙。時間がたつと隣のCのアンモニアの影響を受けます。

C炭酸水を「酸性」と見分けたのは2組の2チーム。

Xさん・Yさん

「微妙だけど、どう見える?」

「赤くなりました。」

「そうだね。すぐに記録!」

Zチーム

「これはハッキリ赤くなったね。」

「すぐに写真撮っておこう。」

「はい。」

全体に結果を聞くと、「炭酸水は酸性」に手をあげたのはZチームだけ。

「あれ、X・Yペアも赤くなったろ?」

「忘れました。」

・・・残念。

★動画は誤って削除してしまいました。

 

・Sさんが「炭酸水の酸って酸性の酸。」と言ってきて、「そうじゃん。」となりました。

★「酸」がつく液体は酸 性。料理に使う重曹は、炭酸水素ナトリウム。「酸」の字があるけど、水に溶けるとアルカリ性。

・うすいアンモニア水でも気体がDに移っていくことに驚き。もう一回すると、最初だけピンクになりました。最初の観察が大事です。

★「見る」より「観る」です。

・花のパンジーで色をつけた手ぬぐいなのに、何で石けん水や炭酸水で色が変わる?

★リトマス紙の色が変わるのと同じです。 

・動画でタオルが温泉水で色が変わりました。何で温泉水に浸かった人間 の皮膚の色は変色しないのかな?

★反応する色素をもっていないからです。人の顔が青くなったり赤くなったりするのは血の巡り具合です。

・リトマス紙は何で作ら れているか調べます。

★自学にしましょう。