6年「自作の小テストを解きあう」10/1
6年生は、2回目のロイロノートのテスト機能で、自作の小テストづくりです。
前回より小テストの質が上がりました。答えの間違いも減りました。
次は班で正解の確認を時間内にできるようにしよう。
★楽しいテストにしたい思いは分かりますが、「お楽しみクイズ」ではありません。
テスト結果から「やって良かった!」問題を作りましょう。
★提出したカードは採点して返却しています。「提出」を開いて確認しましょう。次はどこまでレベルを上げるかな?
★新しい工夫が見られます。良いアイディアはまねして、さらに質を上げましょう。
「真鍋氏 ノーベル賞~温暖化の予測法開発~」10/6
1960年代。今から約60年前です。真鍋さんは地球の大気の動きを再現する方法を開発。
大気中の二酸化炭素が増えると、気温が上がることを、コンピューターで計算して数値で示しました。
私が地球温暖化のことを知ったのは約40年前。ハワイの観測所が、大気中の二酸化炭素の濃度が年々上がっていることを報告。
二酸化炭素を大量に出し続けると、気温が上がって、地球の環境が大きく変わります。生活や命の危険が警告されました。
でも、二酸化炭素は増え続け、“気候危機”と言われるようになっています。
なぜ?
二酸化炭素を減らす=使えるエネルギーが減る。
たとえば電気エネルギー。使える電気が減ったら?
「昔の不便な生活にもどるのは嫌だな。」
「まだ、大丈夫じゃない?」
「二酸化炭素が増えると、本当に温暖化するの?」と疑う科学者もいました。
真鍋さんの研究を基に活動してきたIPCCは活動が評価されてノーベル平和賞を受賞。
今年の報告で「地球温暖化の原因は二酸化炭素の増加が原因」と断定しました。
そして真鍋さんのノーベル物理学賞です。
これで、二酸化炭素を減らす社会にする動きが進むことでしょう。
しかし、これまでの気候危機で奪われた生活と命は取り戻せません。これ以上の犠牲を増やさないために、私たちも具体的な行動をする必要があります。
大人は今の子どもの未来の社会のために。子どもは、自分が大人になる時の社会のために。
真鍋さんはアメリカ国籍。アメリカ人です。
最近の日本人のノーベル賞受賞者は外国籍が増えています。自由に研究・議論がしにくいからだそうです。
優れた素質がいるのに、日本では生かされない。
この環境を変えないと、「二酸化炭素を減らす社会」の実現は、世界に遅れをとるのでは?と心配です。
4年「月の形」10/1
「次は月の形です。満月、半月、三日月、新月をカードに描いて提出。3分以内。」
「まずは簡単な満月から。始め!」
2組は想定以上に提出に時間がかかります。
「ここで時間をかけなくていいよ。」とは言いましたが・・・
月に模様をつけた図もあり、面白い・・・これは実際の月をしっかり観察した証拠です。
色も黄色、灰色、ピンク色・・・・いろいろあって面白い。
「最後は新月。知らない人は想像で描いてごらん。隣の人と小さな声で相談してもよい。」
「えー、分からない。」「赤い月かな?」「新しい月?」
「赤い月かな?」のつぶやきを信じた人が多いね。でも、赤色はデマですよ。
満月、半月、三日月の図が浮かばない人もいましたね。月を愛でることも生活に。
翠波高原に登れば“天の川”も見えます。
きれいな星空を見上げましょう。ちょっと気分が変わりますよ。
上は満月、下は新月(新月は黒いので見えません。)
「砂糖を使わない発酵ジュースづくり」9/26
図書館に本を借りに行きました。
その中の1冊は「砂糖不使用!野菜と果物だけ で作るベジタブル発酵ジュースとレシピ」です。
早速、ふた付きガラス容器を買って、ジュースづくり。妻と話しました。
「砂糖なしの自然発酵でジュースができるんだって!」
「NHKで、つぶしたモモを発酵させてジュースにしていたね。」
そのジュースを飲んで父親は「おいしい!」、二人の娘は「・・・・。」
という場面を思い出して、おいしくないかも・・・と少し消沈。
四日目に飲みました。微炭酸。セロリ入れ過ぎました。砂糖入れたらおいしく飲めます。
「写生大会で見つけた幼虫」9/28
写生を終えた5年生が幼虫を見せにきました。
「アゲハの幼虫かな?育ててみましょう。」
「先生、育ててください。」
「理科室では育てません。」
井川さんが持ち帰り育てるようです。
アゲハではないことに気付き、イモムシ図鑑で調べました。
アオスジアゲハの幼虫でした。クスノキの葉を食べます。
5年「花粉の働きを調べる実験」9/24
「花粉がつくと実ができることを確かめる実験です。」
「㋐ではめしべに、おしべをくっつけてくつけて花粉をつけます。」
「このままでは㋐も㋑も実ができます。3か所直す必要があります。」
「班で相談して描き込みなさい。」
最初は「????」で、作業が進みません。
「おしべをくっつけてないのに、㋑にも実ができるのは?」
「ヘチマの花を観察しに行った時、おばなはどうでしたか?」
「あっ、虫がいました!虫が花粉を運ぶ。」
「では、㋑に花粉がつかないようにするには?」
実験の大事な条件は、調べる条件以外はそろえる。めしべについた花粉をのけるのは難しい。
ということで正解は図の通りです。
・受粉をしなくてもよい植物があることに驚きました。問題は、最後にひ らめいて悔しかったです。
・Aさんが教えてくれたので予想が描けました。協力できました。
・花粉の働きがよく分かりました。どちらが正しいかの問題は、考えるのが楽しかったです。
・植物にはメダカと同じようにオスとメスがありました。メダカの学習を活かせなかったので、次は振り返ります。
・虫が花粉を運んでいることを知りました。ヘチマを観察した時に、たくさんの虫がいたのは、そのためでした。
・植物の受粉のことがよく分かりました。おしべとめしべの働きが人間に似ています。
6年「いろいろなてこ」9/24
1、身近なてこを使った道具の支点・力点・作用点を考える。
2、1の道具を三つに分ける。(間に支点、間に力点、間に作用点)
3、効果的な使い方と理由の説明(学習したことを生かして説明できたか)
★「支点って何だったっけ?」「力点は何?」と、忘れていたことを確かめながら作業する声が聞こえました。
「分からない」ことは✕。「分からないから教えて」が〇。
・今日、学習して思ったことは、身の回りにてこの原理は、たくさん使われているんだなと実感しました。
・ハサミの根元で切ることで簡単に切れることを知りました。
・どこが支点か、どこが力点か、どこが作用点か見分けられました。
・作用点から支点なのを、作用点から力点と間違えました。次は気をつけます。
・班で協力して活動できました。問題も全問正解でき した。予習・復習を続けます。
・班で協力して活動できました。問題も全問正解できました。予習・復習を続けます。
・釘抜きを初めて見ました。自分で体験する方が、見るより分かりやすいです。まさに「百聞は一見にしかず」です。
・普段、ハサミを使うときは根元を使うと切 りやすいと知っていま した。てこと関係ある とは気付きませんでし た。
・ハサミの問題で、私は厚紙切る時は刃の根元で 切っています。授業で使えて良かったです。
日常生活で、てこを使ったものがたくさんあることを知りました。自主学習で調べます。
★「生活の中で経験したことを思い出す」「学習した言葉を使って説明できる」を目指そう。
映画「MINAMATA」9/25
熊本の化学肥料工場が海に流した有機水銀が原因で、その海で獲れた魚を食べた住民が深刻な病気になりました。
原因が分からず奇病として怖がられ、患者やその家族が差別を受けました。
工場が責任をなかなか認めなかったことが、被害を大きくしました。
ユージン・スミスさんはアメリカのカメラマン。彼の写真によって、世界は日本の片隅で起こった水俣の問題を共有しました。
患者を救う運動の後押しとなりました。
*母親のお腹の中で水銀の被害を受けて生まれた娘をお風呂に入れています。・・・その写真をイラストにしました。
*映画の1シーンをイラストにしました。
上のイラストは、工場の社長がスミスさんを買収されている場面です。
被害者とその家族の数は人口の100万分の1かもしれません。しかし0ではありません。
問題を発信して、共有して、人がつながる。それが救いの大きな力になります。
それを示した映画です。新居浜のTOHOシネマで上映しています。
国内では第二水俣病が新潟で発生。世界的にも水銀汚染の事件は続いています。
2013年に「水銀に関する水俣条約」という国際条約ができました。しかし日本の水俣病の問題は未解決です。救われていない患者がいます。
水俣病は公害の一つ。地球温暖化による災害は、最も巨大な公害とも言えるのでは?
*ちなみに大型の魚とクジラ類は水銀量が多いので、食べ過ぎないように警告が出ています。
5年「花粉の観察」9/17
1 ヘチマとアサガオの花粉の観察
2 紙ノートのスケッチと気付き
3 ロイロカメラでノートを撮影して提出
ヘチマの花粉の形は「米粒」ではなく「ラグビーボール」の形です。アサガオの花粉の形は、ウイルスみたいです。
6年 Aさん「緑から赤ピーマン」
夕方、ピーマンを穫りにプランターに行きました。赤ピーマンができていました。私は赤ピーマンを植えていたのかと思っていました。
母に聞きました。
母「実が小さい時は緑色をしていたよ。」
私「じゃあ調べてみよう。」
緑色のピーマンは、未熟のものです。これが完熟したら赤くなります。
長く育てすぎたのでピーマンが完熟して赤くなったわけです。
母「長く育てすぎたみたいだね。」
私「でも、このピーマンは食べられるのかな?」
母「うん。食べ頃の証と言うよね。」
ピーマンが赤くなったのは、完熟して食べ頃になった証です。もちろん美味しく食べられます。
★ 熟した赤いピーマンは緑色のものより甘いそうです。学級畑には赤いピーマンも。
6年 Bさん「植物はどうして酸素を作るのか」7/24
理科の授業で「植物は二酸化炭素を吸って酸素を出す」とを習いました。どうやって酸素を作るのか気になりました。
自「植物はどうやって酸素を作っているのだろ?」
母「葉の小さなすき間から酸素を出しているのかな?」
自「調べてみよう。」
普通の植物は緑色をしています。これは植物の体の中に葉緑体が含まれています。
葉緑体は養分を作ります。根から吸い上げた水と空気中の二酸化炭素を使い、太陽の光 をエネルギーを利用して糖を作ります。これを光合成と言います。
葉緑体は水の中の水素だけを原料として使うので、酸素は必要ありません。余った酸素は葉の小さな穴から外に捨られます。
母「正解だったよ。」
自「知りたかったことが分かった。」
★よい復習のレポートです。残念なのは「葉の小さな穴」。気孔と学習しましたね。
6年「てこのつり合いの問題練習」9/17
ここまでの学習のまとめとして実技問題練習を行いました。
ロイロノートを使います。課題カードは、てこの画像カード。
おもりカードを自由に動かせるよう設計しておきます。。
画像カードの中の「おもりカード」を動かして回答を作り、提出。提出箱に全員提出できたら、答え合わせ。次の課題を配付。
★左右の「支点からの距離×おもりの重さ」が同じ時てこは水平につり合うことの確かめです。
6年生はペアで学び合い活動がよくできました。
「分からないことは聞く」「分かるように説明する」ことができ、穏やかで温かい時間となりました。
★今回の感想は前授業「つり合いの条件」のです。