理レポ「気候危機」1536

2022年1月26日 06時00分

「気候危機を知っていますか?」1/ 13~14

冬休み中にICTの研修に参加しました。そこで学んだ「メンチメーター」を3学期の 最初の授業で使いました。

 

「気候危機について」

グラフは4年生と5年生の結果です。約半数は「知らない」です。

「知らない人が多いね。」

「理科レポートでも、数回とりあげました。」

6年生の「知らない」は約4分の1で  した。

「今までは地球の気温が上がっています。このままだと人間の生活が危なくなるよ。だったのが、今はすぐに行動しないと危ない。切羽詰まった状態の“危機”です。」

 

地球の気温が上がるとどうなりますか?

メンチメーターのオープンエンド形式で質問。結果をテキストマイニングしました。

5年生の一人と話し合いました。

「気候危機って何ですか?」

「聞いたことありません。」

「考えてみて。なんだと思う?」

「気候の危険?」

「何が危険ですか?」

「自然環境の破壊です。」

「具体的には何がありますか?」

「木が枯れる、川が荒れる、海の波が押し寄せる。コンビニが壊れたり人が流される。」

「原因は地球温暖化です。」

「気温の上昇をあと何℃までに抑えないといけないか?

「10℃くらい。」

「1.5℃です。」

「何年年までに達成しなければならないか?」

「2050年までに?」

「2030年までです。あと8年です。」

「ぼくは、その時に19歳だ。頑張って直してほしいです。」

 

理レポ「冬のオタマジャクシ・血がいっぱい」1535

2022年1月25日 06時00分

3年 Aさん「冬のオタマジャクシ」1/5

メダカの水そうの中にカエルが卵を産みました。オタマジャクシになりました。

初めは小さい子どもでしたが、大きくなりました。ぼくの小指の第二関節くらいの大きさです。

初めは黒色でしたが、今はネズミ色です。

今は
冬なのであまり動きません。オタマジャクシのまま冬を越すことがあります。

何カエルか分からないので、毎日観察します。特徴から調べるとツチガエルだと思います。

★本人に確かめました。水槽は外に置いてあり、卵を産んだのは12月28日。冬に卵を産むのはアカガエルです。

 

3年 Bさん「いっぱい血が出た」12/31

ダッシュで走って、つまづいて、サンダルが脱げて左足の親指の皮がはがれました。血がいっぱい出て、痛くて泣きました。

私「めちゃ血が出てる。止まるかな?」

妹「ねえね。大丈夫?」

母「カットバンを貼りな。」

父「貼っても意味ない。テッシュで押さえておきなよ。」

私「いっぱい血が出て怖い。」

母「死んだりしないから大丈夫。」

父「心臓より高く上げときな。床に寝てソファーに足をあげて。」

私「どうして傷口を心臓より高く上げるの?」

父「高く上げて傷口の血圧を下げられるから、血が出るのが少なくなるんだよ。」

しばらくしたら血があまりでなくなったので、カットバンを貼って、ガーゼを巻いて寝 ました。

★大量の赤い血を見るとパニックになりますね。命を守るために、血を止める方法をしっかり覚えておきましょう。

 正しい鼻血の止め方も知っていますか?

理レポ「寒冷じんましん・湿度・白い息」1534

2022年1月24日 06時00分

3年 Aさん「寒冷じんましん」12/29

私は、寒くなると“寒冷じんましん”が出ます。手や顔など空気に触れているところがはれたり、かゆくなったりします。このことに悩んでいるので調べました。

私「寒くなると寒冷じんましんが出るから嫌だなー。」

母「お母さんも寒ければ手は赤くなるけど、かゆくはならないからね。」

父「じゃあ、寒冷じんましんについて調べてみようか。」

冷たい刺激を受けるとおこる。数時間~24時間以内に跡を残さず消える。

温めることで症状が良くなることがある。症状が出やすい部分を重ね着する。温度差を作らないために外出する時は防寒対策をする。

私「知って治るわけじゃないからなぁ。」

母「知識を持って予防していきたいね。」

父「寒い日に外に出る時は、いつも対策するんだよ。」

★知って治るわけではないけれど、予防はできます。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

3年 Bさん「湿度」1/8

部屋に加湿器がついている。45%と表示されていた。

ぼく「45%って何の数字?」

父「湿度だよ。空気に含まれる水分の量だよ。」

ぼく「湿度が高いとどうなるの?」

父「じめじめして暑いよ。夏は湿度が高いんだ。」

ぼく「湿度が低かったら?」

父「火事になりやすくなる。静電気が起こりやすくなるよ。」

湿度:空気中の水分の割合のこと。快適な湿度は40~60%。40%以下だとウイルスが活発になる。60%以上だとカビやダニが増えやすい。

★空気が乾燥しすぎても湿りすぎても、人間には都合が悪いのです。

 

3年 Cさん「白い息」1/7

外で野球をしている時、息をすると白くなりました。

僕「どうして冬になったら白い息が出るの?」

母「外の空気より口の中の方が温かいからじゃない?」

姉「水をふっとうさせた時に出る湯気と同じかな?」

空気中にふくむことができる水分の量は、気温によって違います。気温が低いほど少なくなります。

口の中の空気の水分量は多いけど、寒い外気の温度の水分量は少ない。

その差の空気に含むことができなくなった水分が、細かい水滴となります。それが白く見えます。

★空気にふくまれる水分とは水蒸気。水滴は目に見えるけど、水蒸気は目に見えない。

 

理レポ「ものの溶け方・温暖化」1531

2022年1月21日 06時00分

5年 Aさん「ものの溶け方」1/6

僕「寒いから抹茶オーレ、飲んでもいい?」

母「やけどに気を付けて、自分でお湯をわかして。お母さんの分も作ってくれる?」

僕「いいよ。たくさん飲みたいから、お湯の量を増やそう。」

母「いやいや説明書の通りに作ってよ。」

僕「カップにスティック1本とお湯180mLだね。」

でも、計量カップで量るのは面倒くさいなぁ。

やっぱりたくさん飲みたい。・・・すごいくうすい味だ。粉は溶けているけどまずいなぁ。

お母さんは甘めが好き。お湯を少な目に・・・粉が底に溜まっている。でも甘くておいしい。

僕「きちんと溶けなかったら、もったいないよね。」

母「溶ける量は限りがあるんだよ。だから美味しい飲み方を説明書に書いているのかな。」

僕「ものの溶け方がよく分かった。今度はおいしい抹茶オーレを作るね。」

★これから学習する内容の予習になりました。この経験を大事に覚えておこう。

 

5年 Bさん「なぜ地球温暖化はいけないのか」1/6

「ノーベル賞を受賞した真鍋さんは地球温暖化を研究している」とニュースで見ました。

ぼく「なぜ地球温暖化が進むといけないの?」

母 「地球の気温が上がると環境に良くないんだよ。詳しくは自分で調べてみたら?」

このまま地球温暖化が進めば、2100年頃までには地球の気温は1.1~6.4℃上昇する。海面は18~59cm上昇する。

・ 海の水が増え陸地が減る:南極・北極や高山の氷や氷河が溶けると海の水が増え、低い陸や小さな島が海に沈む。

・ 動物・植物の減少:氷の上や冷たい海で暮らしていた動物が生きていけない。陸が減ると動物や植物が生活する場所が減る。

 ホッキョクグマのエサや住む場所がなくなってきている。

・ 気候が変わる:大雨・洪水・台風が増える。逆に砂漠も増える。

*絵はBさん作

ぼく「地球温暖化が進むと近い将来大変なことになるね。」

母「地球環境について考えるいい機会になったね。」

ぼく「もっとくわしく知りたいな。」

★気温上昇を1.5℃未満に抑えることが、他でもない人類の未来のためにも緊急の課題です。

理レポ「目標・4年生」1532

2022年1月20日 06時00分

「3学期の目標 ①」1/13~14

〇4年1組

 

 

 

 

 

 ★ 代表の目標を後の学級に伝えて、これも参考にして行動の目標を立てます。

 

理レポ「動物の言葉・ミミズ」1530

2022年1月20日 06時00分

5年 Aさん「動物の言葉」1/5

母「イヌやネコはワンワンとかニャーニャーとしか言わないのに、どうやって気持ちを分かり合っているのかな?」

私「人間はしゃべるのになぁ。」

本やネットで調べました。

ネコの言葉(鳴き声)は16~20種類あると言われています。声のトーン(高低)や長さ、発声方法などで、他のネコに感情を伝えます。

イヌも同じ。他にはしっぽのしぐさ、匂いをかぐなどの方法でイヌ同士のコミュニケーションをとります。

オオカミは遠吠えで近くの仲間と会話をしています。

イルカは頭に上にある鼻から声を出して会話をしています。

カエルは結婚相手を探すために鳴いています。

だから人間は他の動物の言葉は分からないし、他の動物も人間の言葉は分からないのです。

★鳥の中には、文法がある言葉を使う種類もあります。

  相手の生活をよく知れば、人と他の動物との会話は不可能ではないと思います。すでに言葉を使わない会話はできていますよね。

 

5年 B さん「雨が降るとミミズは」1/5

私「雨の日にミミズを見かけるのはなぜ?」

母「乾いたミミズがいるよね。」

私「何で乾いているんだろう?」

母「地上に出てきたから乾いたのかな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

*サングラスミミズはBさん作


大量の雨が地面に降り注ぐと、普段は空気が入っている空間に水が入っしまいます。

そうすると、土の中の酸素量は減り、ミミズは苦 しくなって出てくるのです。

加地さん作

私「最近は大きいのを見るね。」

★山に行くとシーボルトミミズという巨大なミミズがいます。

 日本のミミズだけど、シーボルトが名前をつけたのでカタカナの名前です。

理レポ「ムカゴ・赤身と白身」1529

2022年1月19日 06時00分

「5年生からもらったムカゴ」12/24

終業式の日、5年生からムカゴをもらいました。

「先生、これあげます。」

「塩ゆでしたら美味しいよ。持って帰ったら?」   

「たくさんもらったので、いいです。」
 

私たちが食べているジャガイモは茎、サツマイモ は根。

種でなくても、体の一部のジャガイモやサツマイモを植えると根が出て 育ちます。これを栄養繁殖と言います。

ムカゴは、栄養 を貯えたヤマイモの“わき芽”。植えれば育ちます。 

★私は塩ゆでするかムカゴご飯にします。小さいジャガイモみたいでおいしいです。

 

 

 

 

 

 

5年 Aさん「赤身と白身の違い」1/4

母「A、お寿司は赤身が好き?白身が好き?」

私「マグロが好き!そう言えばどうして刺身に赤と白があるの?」

母「じゃあ、調べてみようか。」

赤身と白身の違い

赤:遅筋 持久力がある。遠くまで回遊するマグロなど。マラソンランナー型

白:速筋 瞬発力がある。近海で素早く獲物を捕らえたり、捕食魚から素早く逃げるタイなど。短距離ランナー型。

母「筋肉の違いだって。」

私「サーモンは赤身?」

母「サーモンは赤っぽい色だけど白身なんだって。」

私「へ~。やっぱりサーモンが一番好き。」

★ロイロノートの5枚のカードでまとめています。サーモン(サケ)が白身なのに赤色なのはなぜかをレポートしてほしいです。

 

理レポ「ちょっとした!」1528

2022年1月18日 06時00分

田中先生の冬休み~ちょっとした!~

1冬なのに一つだけ激成長しているナノハナ(正確にはセイヨウカラシナ)

12月なのに春の野草が花を咲かせている。というのは、もう当たり前になっています。

自宅近くでもナノハナは大きな葉 をつけるまでに育っています。

その中で一つだけ、茎だけとても育って、花を咲かせています。私の身長より高い。どうして、こんなに高く育った?   

妻「養分を独り占めしたから。」私「一本だけ?」


2焚火の後の炭

新居浜の市民の森で焚火。薪は燃えて炎がおさまると黒い炭になっています。赤く光っている部分が生き物のように揺らいでいます。

炭を取り出しては二人で観察。

「焚火と炭火と、どっちが熱い?」

「炎は近づけないから、近くの炭火の方が熱いかな?」

「それ、考えたよ。」

炭火の熱は主に「熱放射」。太陽の熱と同じ。冷たい真空をも突き抜けて、当たった物を温めます。

「炭火の方が熱いかな。」

「そう思うよ。」

・・・かもしれません。

 

3 切り取った後のネギの再生

プランターで再生ネギを栽培して2年目。全部刈り取っても、時間が経つと、切った形のネギはなくなります。

新しいネギと入れ替わるのかもと思っていましたが、伸びてだんだん切り口がふさがるからでした。

土に植えると何度でも再生します。ネギはタフです。

 

4 食品ロス(食べられずに捨てられる食品)

2日にスーパーで買い物。サッカー台(荷造りする台)にラベルが貼ってありました。

日本の食品ロスは、あなたの想像以上です。自学のテーマにしませんか?

SDGsが日常の生活の中で求められる時代になりました。